2019年 プレスリリース

  • タワーレコード株式会社
  • 2019年12月09日
  • 企業情報

レコチョクとタワーレコードがインディーズアーティスト支援の新会社「株式会社エッグス」設立
新サービス『TOWER CLOUD』2月スタート予定
両社のアセットを最大活用してインディーズアーティスト活動支援を事業化
~アーティストがプロモーションから販売までワンストップで展開できるプラットフォームを提供~

株式会社レコチョク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:加藤裕一、以下、レコチョク)とタワーレコード株式会社(本店所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:嶺脇育夫、以下、タワーレコード)は、インディーズアーティストの活動支援の本格的な事業化を目的とした新会社「株式会社エッグス」(以下、エッグス)を2019年12月9日(月)に設立しました。
■コーポレートサイト:https://corporate.eggs.mu/

1.新会社設立の目的
レコチョクとタワーレコードは、2015年に音楽市場活性化と最大化に向けて戦略的業務提携を結び、同年、NTTドコモを加えた3社でインディーズ・新人アーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」をスタートしました。これまで、インディーズを中心とした2万組以上のアーティストと30万人以上のリスナーが登録する無料音楽プラットフォーム「Eggs」を運営(https://eggs.mu/)、新しい音楽との出会いの場を創出しています。また、有望なアーティストにはタワーレコード内「Eggsレーベル」からCDリリース、レコチョク関連の配信サービスから楽曲配信、オーディションやライブへの出演、プロモーションなどネクスト・ステップへの活動支援を行ってきました。

昨今のサブスクリプションサービスでのプレイリストを通した音楽との出会い、ライブ市場の増加といった音楽傾向は、インディーズアーティストにとって新たな成長の可能性を醸成しています。こうした中、アーティストの活動支援の本格的な事業化のため、共同で「エッグス」を設立しました。
エッグスでは、レコチョクのノウハウでサービス企画やシステム開発、マーケティングを行い、タワーレコードの店舗運営ノウハウや、バイヤーが持つ目利き力やネットワークを活用し、アグリゲーション(=音楽配信流通サービス)やプロモーションの設計を行うなど両社のアセットを最大化させ、シナジーを強化し、エッグスの事業推進を図ります。

2.新会社の事業について
①プラットフォーム事業

個人で活動するアーティストやインディーズ音楽関連企業向けに新サービス『TOWER CLOUD(タワークラウド)』を2020年2月(予定)にリリースします。本サービスは、アーティスト自身が楽曲を無料で登録することで、様々な音楽配信サービス(DSP)へのデリバリーができ、その音源を使ってCDの制作(プレス)委託やタワーレコードでの販売契約までワンストップで展開できるプラットフォームです。
今後、既にサービス提供している無料音楽プラットフォーム「Eggs」を進化させ、アーティストがファンに直接ライブチケットやグッズを販売し、ファンクラブの運用などがシームレスに行えるエコシステムを構築し、「Eggs」のプラットフォーム領域を拡大させていく予定です。

②エージェント事業
登録アーティストよりライセンスを受け、グッズ等の企画・制作、クラウドファンディングなどさまざまなサービスを展開する他、エッグス関連ライブの主催や出演の斡旋などアーティストの価値を最大化すべくサポートします。
特に、エッグスでは、タワーレコードのコーポレート・ボイス「NO MUSIC, NO LIFE.」とコラボレーションしたアーティストグッズ制作も可能になります。
また、『TOWER CLOUD』と全国80店のタワーレコードの店頭・バイヤーネットワークの連動により、レーベルやプロダクションに所属しないアーティスト個人にも日本全国の店頭でのCD販売やパワープッシュの機会が与えられるなど、有望なアーティストの早期発掘・成長加速も期待できます。

この件に関するお問い合わせ

タワーレコード株式会社 広報室 谷河(やがわ)
TEL:03-4332-0705 E-MAIL:press@tower.co.jp


以上

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