巨匠ローランド・エメリッヒ監督が、エリザベス王朝の愛と陰謀が交錯する文学史上最大の謎「シェイクスピア別人説」に挑む珠玉の歴史ミステリー。数奇な運命に翻弄された悲劇の男の物語がいま、明かされる―。

史上最高の劇作家ウィリアム・シェイクスピア。しかし、その生涯は謎に包まれている。彼が残した戯曲37作品、ソネット154篇、物語詩数篇は英語における究極の表現として知られる。にも関わらず、シェイクスピア本人による自筆の原稿はこの400年もの間、何ひとつ見つかっていない。もしかしたら作家としてのシェイクスピアは存在せず、傑作といわれる戯曲、詩の数々の作者は別にいたのではないか?古くから存在したこの＜文学史上最大の謎＞に『インデペンデンス・デイ』、『デイ・アフター・トゥモロー』の巨匠ローランド・エメリッヒが挑み、長年の夢を実現した。16世紀末のロンドンの街並みを見事に再現した最新VFX、ディテールまでこだわった時代考証の融合により、見事に''もうひとりのシェイクスピア''の生涯に迫っている―。時代に翻弄された''もうひとりのシェイクスピア''、オックスフォード伯爵を演じるのは、『ノッティングヒルの恋人』、『アメイジング・スパイダーマン』のリス・エヴァンス。若き日に彼を愛し、大英帝国の黄金時代を築いたエリザベス1世には、『ジュリア』、『ジュリエットからの手紙』の名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ。その他、『ネイキッド』、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・シューリス、デレク・ジャコビなど英国の名優が脇を固める。シェイクスピアによる数々の戯曲とエリザベス時代の隠された愛と権力闘争が絶妙に絡み合う、歴史ミステリーがここに誕生した。

発売・販売元 提供資料 （2013/02/21）