フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2013年12月04日 |
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規格品番 |
POCE-3443 |
レーベル |
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SKU |
4988005798954 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:58:45
-
1.[CD]
2019年5月に亡くなった杉谷昭子によるピアノ名曲選の第3段です。杉谷昭子は、女性ピアニストとして世界で初めてブラームスのピアノ独奏曲の全曲を録音したり、日本人女性として初めてベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音。この中にはベートーヴェン自身がヴァイオリン協奏曲をピアノ版に編曲した演奏も含まれています。さらに、日本人女性ピアニストとしては、山根弥生子に次いで2番目にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させています。杉谷昭子は、このように大曲を録音するのと並行してピアノの小品集も録音していました。ピアノの小品集とはいっても、ピアノ本来の曲だけではなく、オペラアリア、歌曲、チェロなどの編曲も入っていてバラエティにとんだとても楽しめるCDです!オススメは、まず1曲目のリスト編曲によるシューマン作曲の歌曲集『ミルテの花』から「献呈」です。普通は原曲が速いテンポのせいか、そのまま速く弾くピアニストがほとんどですが、杉谷は2倍くらいゆったりと弾きます。初めて聞いたときは、違和感がありましたが、何度か聞いているうちにこのゆったりとしたテンポもありだな、と思うようになりました。シューマンのクララに対する愛が表面的なものではなく、とても深いものだと感じられるからです。次にオススメなのが、4曲目のプッチーニ作曲の『トスカ』からの「星は光りぬ」と5曲目のやはりプッチーニ作曲の『ジャンニ・スキッキ』からの「私のお父さん」です。どちらの曲も“オペラ歌手よりもオペラ歌手らしい”演奏で、間のとり方、強弱、音色の美しさが最高です!「星は光りぬ」はホセ・カレーラスを、「私のお父さん」はルネ・フレミングを彷彿とさせてくれます。次にオススメなのが、ヒナステラ作曲の『アルゼンチン舞曲』からの「粋な娘の踊り」です。曲の最後は、普通不協和音でグチャグチャと終わるのですが、杉谷の場合、明確にメロディ・ラインで歌わせているところに感激します!オススメの最後は、14曲目のチェリストのパブロ・カザルスで有名になったカタロニア民謡の「鳥の歌」です。“チェリストよりもチェリストらしく”、“カザルスよりもカザルスらしい”演奏です!「ピアノってこんなに歌う楽器なんだ!歌い方がハンパない!」と感激する演奏です!
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