ハリウッドの反逆児が独白した"闇の奥"

不世出の天才俳優、マーロン・ブランド。彼は、演技や人生について独白した300時間の録音テープを残していた!
没後10年追悼製作、彼の肉声をふんだんに使用したドキュメンタリー!

★2015年サンダンス映画祭出品作品
★2015年サンフランシスコ国際映画祭、他多数の映画祭で上映

独白音声テープが彼自身を語る斬新なドキュメンタリー
制作に当たったのは、『エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語』を手掛けたスティーヴン・ライリー監督。「ブランドは、最も信頼できるのは"肉声"だと考え、独白録を残していた。私は、遺産管理団体から追悼映画制作の相談を受け、その音声を聴く機会を得て、彼自身に彼の人生を語らせるという構成を思いついた」と、ライリー監督は語る。

『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』での演技について、彼は何を語っていたのか?
出演作を含め、自身の役者人生に大きな影響を及ぼした約40本もの映画についてブランドが語る。『ゴッドファーザー』のドン・ヴィトー・コルレオーネ役を振り返る時、彼が選んだ7つのシーンとは? 本人が解説する『地獄の黙示録』におけるカーツ大佐の役作りとは? また、子へ愛情を注ぐ姿が印象的なホームビデオ映像、殺人罪で裁かれる息子に対し法廷で証言するブランドの姿なども収録。あまりにも劇的な瞬間の数々に息を呑む。

"デジタル・マーロン・ブランド"が語りかける心の奥底
300時間もの独白を自ら録音して残していたブランドは、「頭部+顔面の3Dスキャンデータ」も残していた! 本作のために同データを映像化し完成させた"デジタル・マーロン・ブランド"が度々登場、生きているかのような豊かな表情で訴えかける。まるでブランドの心の中を探るような映画体験をすることになるだろう。