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フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
4 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
ボックス |
発売日 |
2021年05月21日 |
---|---|
規格品番 |
KKC4254 |
レーベル |
|
SKU |
4909346025226 |
超絶の至芸!クナッパーツブッシュの遺産(4CD)
ハンス・クナッパーツブッシュ(1888.3.12-1965.10.25)の怪物的・巨大な指揮ぶりは、日本でのブームの火付け役・宇野功芳の評論と相まって、人気を爆発させ、わが国に多大なファン層を作ってきました。
201年に宇野功芳の書き下ろし解説付きでキングレコードが発売したファン垂涎の名演4タイトルが、このたび4CD集成BOXとして、キングインターナショナルより復活します。しかも宇野氏の解説はそのまま。「ワーグナーを除いた全作品の中で、クナッパーツブッシュが最も得意にしていた交響曲、ブラームスの3番」の"ベスト"50年ベルリン・フィル盤から、"命を賭けた遊び"と称された「バーデン娘」(55年バイエルン盤)まで、宇野氏のキャッチコピーがぴったりくるクナの超絶"名演""怪演"を本4CDで存分にご堪能ください。(1/2)
キングインターナショナル
ワーグナーを除いた全作品の中で、クナッパーツブッシュが最も得意にしていた交響曲はブラームスの3番であり、演奏頻度も高い。・・・
彼の同曲CDはどれもすばらしいが、わけてもこの50年盤はベストに挙げられる。欠点は音が割れ気味だったことだが。今回のリマスター盤はすっかり改善され,ひびきの鮮度も上り、迷うことなしのベスト盤に仕上った。こんな嬉しいことはない。(宇野功芳、ライナーノーツより)
[CD2]
(スケルツォの)中間部はとても美しい。第2部の淋しさ!こんなに淋しい演奏は他に決してない。やがてヴァイオリンが天上から聴こえてくる。そのあとの盛上りは、ことによると7番全曲の頂点かも知れない。スケルツォのトリオが全曲のクライマックスとは!フィナーレもじっくりと遅く、丁寧に音符を追ってゆく。クナはスコアを読み尽しており、緩急が自在で、すべてのテンポが曲想にぴったりの名演がつづくのである。(宇野功芳、ライナーノーツより)
[CD3]
クナは根っからのワーグナー指揮者だ。この「トリスタン」がこれ以上すばらしく演奏された例を僕は知らない。フルトヴェングラーがいいという人も多いが、ものが違う。格が違う。フルトヴェングラーの音楽の根は古典にある。しかしクナの根はワーグナーという作曲家一本にしぼられる。このうねりまくり、聴く者を押し流す音の大波は、ものすごいエスプレッシーヴォとなって、われわれを圧倒しつくす。こんな「トリスタン」は他にはない。絶対にない!なにしろ「前奏曲」のppからの短いクレッシェンドがfにまで達してしまうのだから!!(宇野功芳、ライナーノーツより)
[CD4]
10曲の小品だけを集めたこのようなプログラムはクナッパーツブッシュでも珍しいのではないだろうか。しかし珍しくても何でも、こんな演奏会を他の巨匠たちができただろうか。まさに遊び好きのクナだからこそといえるだろう。(中略)
取りが「バーデン娘」なのは当然であろう。こういう曲を偏愛し、演奏しつづけたクナッパーツブッシュという芸術家のふところの深さに改めて敬意を表したい。この日も最初のフォルテから怪演が始まり、品の悪い大暴れとなる。オーケストラは鳴り切っている。まさにミュンヘンの野武士見参!!の名場面だ。(宇野功芳、ライナーノーツより)(2/2)
キングインターナショナル
構成数 | 4枚
<CD1>
1. ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 作品90
2. プフィッツナー:管弦楽のためのスケルツォ ハ短調
[演奏]
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
[録音]
(1)1950年11月(ライヴ)
(2)1957年1月6日ミュンヘン,コングレスザール(ライヴ)
<CD2>
ブルックナー:
交響曲第7番 ホ長調(1885年出版譜)
[演奏]
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ケルン放送交響楽団
[録音]
1963年5月10日
ケルン(ライヴ)
<CD3>
1. ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55《英雄》
2. ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》―前奏曲と愛の死(管弦楽版)
[演奏]
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
シュターツカペレ・ベルリン(2)
[録音]
(1)1962年2月17日
ウィーン,ムジークフェラインザール(ライヴ)
(2)1959年11月19日
ベルリン(ライヴ)
<CD4>
南国のバラ~クナッパーツブッシュ/ポップス・コンサート~
1. ウェーバー:舞踏への勧誘 作品65(ワインガルトナー編)
2. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《ウィーンの森の物語》作品325
3. ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇《千一夜物語》-間奏曲
4. ランナー:ワルツ《シェーンブルンの人々》
5. ヨハン・シュトラウス2世:エジプト行進曲 作品335(終結の一部)
6. シューベルト:軍隊行進曲 作品51の1
7. ヨハン・シュトラウス2世:アンネン・ポルカ 作品117
8. ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《南国のバラ》作品388
9. ヨハン・シュトラウス2世&ヨゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
10. コムツァーク2世:ワルツ《バーデン娘》作品257
[演奏]
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
バイエルン国立管弦楽団
[録音]
1955年3月20日
ミュンヘン,コングレスザール(ライヴ)
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
「ポップス・コンサート」はLIVING STAGE盤よりも音質が向上しているが、若干、生々しさが後退しているのが惜しい。しかし、田舎臭さ丸出しのクナの大暴れぶりは満喫できる。「バーデン娘」をはじめ、VPOとのデッカ盤よりも、クナの体臭がより強烈に放出されている。ブルックナー第7は、Orfeo盤よりも音質がよく、演奏の良さがよく伝わってくる。1949年のVPOとのロマンティックな情感にあふれた演奏と比べると、ずいぶんと枯れた演奏になっている。ベートーベン「エロイカ」は、VPOとのライブだが、クナにしてはもうひとつで、ミュンヘン・フィルとのライブの方が芸術性・完成度ははるかに高い。ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」<前奏曲と愛の死>は、シュターツカペレ・ベルリンとの珍しいライブ(1959年)だが、少々、音が古い。情熱的な盛り上がりが印象的だが、個人的には、デッカのスタジオ録音(VPO)で充分満足だ。最後に、ブラームスの第3は、バラ売りで持っていたもので、今更言うまでもないクナの代表的名演奏のひとつであり、音質も悪くない。
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