フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年06月19日 |
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規格品番 |
CDSMBA077 |
レーベル |
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SKU |
4909346311169 |
シューリヒト×ウィーン・フィルの1958年サル・プレイエルのライヴ!
シューベルト、アイネム、ベートーヴェン!
丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。当アルバムはフランス国立視聴覚研究所(INA)が保有する音源からの復刻で、1958年11月17日サル・プレイエルにてシューリヒトがウィーン・フィルを指揮したライヴ音源で、シューベルトの第5番、アイネムの交響的情景、そしてベートーヴェンの「運命」を収録しております!
70代後半ながら若々しい雰囲気の漂うシューリヒトの演奏は、ウィーン・フィルの持つ力を最大限引き出し、密度の濃い演奏を披露。表情を崩さず引き締まったシューリヒトらしい演奏です!なお、「運命」は正規初出音源となります。ボーナス・トラックとしてアルベール・ウォルフがフランス国立管弦楽団を振ったハイドンの「V字」を収録しております。平林直哉氏による日本語解説付ではシューリヒトのディスコグラフィーにも触れた充実の内容です(解説はシューリヒトについてのみ)。
ボーナス・トラックとして収録されているハイドン:交響曲第88番 ト長調 Hob.I:88「V字」(アルベール・ウォルフ(指揮)、フランス国立管弦楽団)ですが、INAのマスター起因により第1楽章冒頭に欠落がございます。何卒ご了承ください。
キングインターナショナル
構成数 | 2枚
[Disc 1] 49'08
(1)シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485
(2)アイネム:交響的情景 Op.22
[Disc 2] 58'03
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
(4)ハイドン:交響曲第88番 ト長調 Hob.I:88「V字」
【演奏】
(1)-(3)
カール・シューリヒト指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(4)
アルベール・ウォルフ(指揮)
フランス国立管弦楽団
【録音】
(1)-(3)1958年11月17日
サル・プレイエル
[モノラル/ライヴ]
(4)1965年8月11日
メゾン・ド・ラジオ・パリ、103スタジオ
[モノラル]
-
1.[CD]
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2.[CD]
肝心のシューリヒト指揮VPOの演奏に関しては、ライブ収録した会場の音響特性の影響だろうか、きわめてデッドな響きで聴いていて興を削がれる。特に「運命」ではそれが顕著で、一貫して、響きに潤いも奥行きも広がりもなく、時に貧相な響きとなり、聴いているのが辛くなる。第1楽章から畳みかけていくような表現も見られ、ライブならではの「凄み」が感じられるし、演奏後の聴衆の熱狂からも、会場ではもっと素晴らしく響いたのだろうと想像されるが、あくまでも想像で終わるところが残念だ。3曲の中では、シューベルト第5が比較的聴きやすい。第2楽章(特に第1主題)では、もう少し歌わせてウィーン的な情緒を醸し出してもよいのでは…と思わせるが、シューリヒトはあくまでも凛とした引き締まった表現を貫いており、彼らしい。本CDで「拾い物」だったのは、ボーナストラックに入っているアルベール・ヴォルフ指揮フランス国立管弦楽団によるハイドン第86番だ。スタジオ収録だけあって、モノラルながら(1965年なのに)、音質は良好だ。しかも、演奏は活力に満ち推進力が強く、第2楽章など、豊饒な歌に溢れていて美しい。本作品は、シューリヒトが北ドイツ放送交響楽団を指揮した演奏や、同じくシュトゥットガルト放送交響楽団を指揮した演奏が飛び抜けて素晴らしいが、このヴォルフ指揮の演奏も名演奏のひとつに挙げられよう。
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