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クラシック
SACDハイブリッド
スウェーデン放送所蔵音源によるバイロイトの第9
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3.7

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商品の情報

フォーマット

SACDハイブリッド

構成数

1

国内/輸入

輸入盤:国内流通仕様

パッケージ仕様

-

発売日

2021年12月02日

規格品番

KKC6435

レーベル

BIS

SKU

4909346026926

商品の説明

トラック6、13分08秒付近に音量が一時的に落ちる箇所がございますが、これはスウェーデン放送所蔵のマスターテープに起因するものです。中継放送をスウェーデン放送がテープに同時収録している際に起こったと思われ、BISはその音を修正せずそのまま使っています。
(キングインターナショナル)

商品の紹介
フルトヴェングラー生誕135年の掉尾を飾る世紀の大発見!
"全人類の至宝"とまで讃えられてきた、フルトヴェングラー至高の名演ライヴ「バイロイトの第九」、その真実がついに明らかにされる!

まさに1951年7月29日、スウェーデン放送によって中継放送された番組、冒頭の4か国語(ドイツ語、フランス語、英語、スウェーデン語の順)によるアナウンスから巨匠の入場、渾身の指揮、やや長めのインターバルをはさみ、最後の2分半以上に及ぶ大歓声と嵐のような拍手(と番組終了のアナウンス)まで、85分間、一切のカットなしに当夜のすべての音をSACDハイブリッド盤に収録しました。冒頭アナウンスは「1951年バイロイト音楽祭。バイエルン放送がリヒャルト・ワーグナー音楽祭(バイロイト音楽祭)のオープニング・コンサートをバイロイト祝祭劇場からドイツ・オーストリア放送、英国放送、フランス放送、ストックホルム放送を通じてお届けします。曲はヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番です。」というもので、これがまさに生中継だったことがうかがえます。
発掘のきっかけはキングインターナショナルと縁の深かった仏ターラ・レーベルの主宰者故ルネ・トレミヌ氏が遺していった『Furtwangler / A Discography by Rene Tremine』(ターラ・プロダクション 1997年刊)A4版56ページの冊子。この中の「バイロイトの第九」(1951年7月29日 バイロイト、祝祭歌劇場管弦楽団)の項の最後の行に次のような記述が―Bavarian Radio, Munich and Swedish Radio (archive LB 14784)。バイエルン放送、ミュンヘン放送、そしてスウェーデン放送も放送していたというのです!
この1行の記述を頼りに、弊社では長年の付き合いがあるスウェーデンBISのロベルト・フォン・バール会長に音源探しを依頼。そしてついに、見つかったのです!あのトレミヌ氏でさえも入手できずに、70年もの間スウェーデン放送局に眠っていた「バイロイトの第九」放送音源が。

トラック6、13分08秒付近に音量が一時的に落ちる箇所がございますが、これはスウェーデン放送所蔵のマスターテープに起因するものです。中継放送をスウェーデン放送がテープに同時収録している際に起こったと思われ、BISはその音を修正せずそのまま使っています。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料 (2021/12/06)
収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 00:00:00

日本語帯・解説付

【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」

【演奏】
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団

【録音】
1951年7月29日
バイロイト祝祭劇場
(ライヴ)
    • 1.
      [SACDハイブリッド]
カスタマーズボイス
総合評価
3.7
★★★★★
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(6)
    評価する:
★★★★★
★★★★★
投稿日:2021/12/19

長年聴き慣れたゲネプロと比較し、本番の演奏は、第1楽章のテンションが低く、不完全燃焼のまま終わる。ところが第2楽章で突如、火を噴くような凄絶な表現となり、少々、唐突の感がある。第3楽章では、フルトヴェングラーの表現にやや不自然なしつこさがあり、ゲネプロでの崇高な感情は、ここでは聴けない。終楽章もゲネプロでの極大なスケール感や神懸り的な高揚感には遠く及ばない。フルトヴェングラー未亡人が演奏の質から言って、1954年のルツェルンの第9こそ最高の演奏だったと回想したと伝えられているが、そのことが頷ける演奏内容である。

★★★★★
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投稿日:2021/12/13

結論としては、アーカイブとしての史料的価値はあるが、SACDだからと言って、過度な期待は禁物ということです。事実として明らかとなったのは、レッグが加工したEMI(足音や話し声入り)は信憑性に欠け、フルトヴェングラーセンターが発掘し、Orfeoでも発売になった録音が、本当のバイロイトの第9であることが判明したことです。SACDの価値は、最初のアナウンスから、最後の拍手まで全て入っている点で、演奏終了後しばし拍手は出ず、熱狂的な拍手前には時間があったこと、当時のラジオからはこのような音が聞こえたのだろうなということです。センターやOrfeoが音源としたバイエルン放送との間に、音源に起因すると思われる雑音が常時付き纏い、本SACDの音源であるスウェーデン放送のマスターテープの音源劣化が進んでいたのではと推察されます。ちなみに、バイエルン放送はコピーテープで保存したために、ここまでの劣化を防げたのだと思います。当日の雰囲気を味わいたいマニア向けの録音と言え、70年前の実況録音に、今日的な音質を求める人向けの商品ではありません。平林氏の解説によると、当日招待席にいるはずのエリザベート夫人と息子は遅延のため空席だったにも関わらず、当コンサートを聴いたことから、プログラム上はないもう1津のバイロイトがあったのか、通しのゲネプロがあったのか、明らかにすべき真実は残っているとのです。とはいえ、EMIがもう1つだとしても、レッグの加工が別演奏にしたことだけは事実でしょう。以上、センター盤がより自然な音質になっていますが、Orfeo盤を所有する方で、アーカイブとしての価値を見出されない方は、購入する必要はないように思います。

★★★★★
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投稿日:2021/12/08

「正しいものを正しい」ということ。現代は情報に溢れている。情報に接するのも、昔に比べればはるかに容易だ。そして昔も今も情報の「正しい価値」を知る人は少ない。あまつさえうがったような見方がもてはやされたりする。20世紀の中ごろまでは「偉大なもの」を「偉大なもの」として表現できた。なかんずくわたしが最も敬愛しているフルトヴェングラーなどが。フルトヴェングラーは不思議だ。彼が指揮するときだけ音楽が「向こうから」聴こえる。音を出しているのは彼のはずなのに。彼は「正しいものを正しいものとして」提示した。わたしもそうありたいと思う。このCDは尊い。

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