フォーマット |
CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年05月12日 |
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規格品番 |
4863512 |
レーベル |
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SKU |
028948635122 |
「明らかに誰にも止められない」(『ストラッド』誌)人気急上昇中のヴァイオリニスト、マリア・ドゥエニャスのドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムです。中心となる曲に選んだのはすべてのヴァイオリン協奏曲の中でも音楽的に一番の難曲とされるベートーヴェン。マンフレート・ホーネックとウィーン交響楽団との共演でウィーン楽友協会でライヴ録音され、ドゥエニャスはこの協奏曲のために自身のカデンツァを作曲しました。アルバムにはクライスラー、サン=サーンス、シュポーア、ヴィエニャフスキとイザイの作品とともに、彼らによるベートーヴェンのカデンツァも収録されています。
マリア・ドゥエニャスはスペイン、グラナダ生まれ、ウィーンを拠点に活躍しています。現在のクラシック界で最も思慮深く、コミュニケーション能力のある音楽家の一人で、世界の著名な会場でのコンサート予定が目白押しです。スペイン語、英語、ドイツ語を完璧に話すことができるマリアは、多くの世界一流のオーケストラからソリストとして引っ張りだこで、この数年、マドリードの国立音楽堂、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン楽友協会、ニューヨークのカーネギー・ホールとロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールといった輝かしい会場に招かれて演奏しています。2022年5月には自身に献呈されたガブリエラ・オルティスのヴァイオリン協奏曲『Altar de cuerda』を、ロサンゼルス・フィルハーモニック&グスターボ・ドゥダメルとともにウォルト・ディズニー・コンサートホールで世界初演しました。そして同じ楽団と指揮者と共にロサンゼルスで再び、2022年10月にはボストンのシンフォニーホールとカーネギー・ホールでも共演しました。2021年、若きヴァイオリニストにとって世界で最も著名な「ユーディ・メニューイン国際コンクール」で、「自由さと歓喜に溢れた個性」(『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙)のある演奏が歓迎され1位を獲得しています。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
構成数 | 2枚
《CD 1》
1-3) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:マリア・ドゥエニャス)
4) シュポーア:ヴァイオリンとハープのためのコンチェルタンテ第1番ト長調WoO13より第2楽章:アダージョ
5) イザイ:子守歌Op.20
6) サン=サーンス:ハバネラOp.83
7) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17
8) クライスラー:愛の悲しみ
《CD 2》
1-5) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61の第1楽章のカデンツァ
(ルイ・シュポーアによる/ウジェーヌ・イザイによる/カミーユ・サン=サーンスによる/ヘンリク・ヴィエニャフスキによる/フリッツ・クライスラーによる)
【演奏】
マリア・ドゥエニャス(ヴァイオリン)
フォルカー・ケンプフ(ハープ)(4)
マンフレート・ホーネック(指揮)
ウィーン交響楽団(CD 1)
【録音】
2023年1月25-27日、ウィーン楽友協会、大ホール(CD 1: 1-3[ライヴ], 5, 8)
1月28日、ウィーン、Synchron Stage(CD 1: 4, 6, 7)
2022年7月22日、ベルリン、マイスターザール(CD 2)
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1.[CD]
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2.[CD]
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2002年生まれのスペインのヴァイオリニストによるDG専属デビュー盤。日本音楽財団がストラディヴァリウス1710年製「カンポセリーチェ」を貸与するなどニュースが続く。2023年のウィーン・ライヴは骨太で凛とした美音と物凄い集中力で、自作のカデンツァを交えながらベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」を聴かせる。第1楽章は27分を超えるが、耳をとらえて離さない。ホーネック指揮ウィーン響のメリハリの効いた演奏も讃えたい。カップリングのシュポア、サン=サーンス、ヴィエニャフスキ、クライスラーの小品も含めて、技巧ではなく熱のこもった歌を大切にしていると思う。
intoxicate (C)雨海秀和タワーレコード (vol.164(2023年6月20日発行号)掲載)
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