クラシック
SACDハイブリッド
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ワーグナー: 管弦楽曲集(2025年マスタリング)<タワーレコード限定>

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2025年03月19日
国内/輸入 国内
レーベルCOLUMBIA X TOWER RECORDS/The Valued Collection Platinum
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 TWSA1182
SKU 4549767340807

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:05:45
エディション : Remaster

【曲目】
リヒャルト・ワーグナー:管弦楽曲集
1. 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
2. 歌劇《ローエングリン》第1幕への前奏曲
3. 歌劇《ローエングリン》第3幕への前奏曲
4. 歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
5. 歌劇《タンホイザー》序曲
6. ジークフリート牧歌

【演奏】
NHK交響楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ (指揮)

【録音】
1968年9月14~15日 新宿厚生年金会館

【Original Recording】
制作担当:結城 亨/橋本珠子、 録音担当:林 正夫

【原盤】
日本コロムビア

  1. 1.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      楽劇≪ニュルンベルクのマイスタージンガー≫第1幕への前奏曲
      00:09:45
    2. 2.
      歌劇≪ローエングリン≫第1幕への前奏曲
      00:09:07
    3. 3.
      歌劇≪ローエングリン≫第3幕への前奏曲
      00:03:18
    4. 4.
      歌劇≪さまよえるオランダ人≫序曲
      00:11:04
    5. 5.
      歌劇≪タンホイザー≫序曲
      00:13:59
    6. 6.
      ジークフリート牧歌
      00:18:30

※世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープより2025年にリマスタリングを行いSACD化
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用(LP裏の写真も解説書裏にカラーで掲載)
※解説:平林 直哉氏(新規解説)。解説書合計6ページ
※ジュエルケース仕様。盤印刷面:緑色仕様
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。

作品の情報

商品の紹介

<マタチッチ没後40年企画>
数々の名演を遺したマタチッチ/N響による極め付きのレパートリー。1968年9月収録の、両者の唯一のセッション録音が、今SACDで鮮やかに蘇る!日本コロムビア所蔵のオリジナル・アナログ・マスターテープからのリマスタリングによる世界初SACD化!新規解説付

今なお数多くの名演が語り継がれている巨匠マタチッチとNHK交響楽団。この名コンビが1968年に録音した巨匠極め付きのレパートリー。ワーグナー音楽の真髄を描き尽くした演奏です。日本コロムビア所有のオリジナル・アナログ・マスターテープからリマスタリングを行い初SACD化。音場・音質が鮮やかに向上しています。CD層も今回のリマスタリング音源を使用しています。

とりわけ日本でも人気が高かったマタチッチ(1899/2/14-1985/1/4)が4度目の来日時にNHM交響楽団と唯一のセッション録音を行った日本コロムビア原盤の珠玉のワーグナーを、今回没後40年を機にアナログ・マスターテープに遡り、最新でマスタリングを行いました。両者のライヴ音源はいくつも発売されていますが、セッションを組んで収録されたのはこのアルバムが唯一です。マタチッチは1965年にNHK放送開始40周年記念事業としてスラヴ歌劇団に同行しての初来日時にNHK交響楽団を振って以降、亡くなる前年の1984年3月まで9回来日し、その度に日本の聴衆に多くの感銘を与えてきました。当初よりNHK交響楽団とは結び付きが強く、2度目の来日時に「名誉指揮者」の称号が贈られています(1967年)。
(1/2)
タワーレコード(2025/02/21)

このアルバムは4度目の来日となった1968年9月に行われていますが、実はこの直前の8/20にプラハの春事件が勃発しました。チェコ・フィルとの関係が深いマタチッチはこの事件に抗議する形で当初のプログラムを変更し、9/12には東京文化会館でNHK交響楽団と「わが祖国」全曲を指揮しています(この時の演奏は後にALTUSレーベルで発売)。その3日後から行われたこの「ワーグナー・アルバム」は、曲は異なるとは言え当時の何らかの状況を反映しているかも知れません(この時ワーグナーは演奏会では指揮していないため、元々のプログラムにワーグナーが含まれていたか、もしくは第2回目の来日時のワーグナー演奏を受けてセッションが組まれた可能性あり。尚、マタチッチは1959年にバイロイト音楽祭で「ローエングリン」を指揮)。

ここで聴くマタチッチとの演奏は、当時のNHK交響楽団が有していたドイツ音楽を主流に置く演奏スタイルを反映しており、マタチッチらしい骨太でスケール感の大きい指揮との相乗効果により、曲毎の変化にも感応しつつ、美しい響きを奏でています。特に今回の高音質化により、マタチッチが初共演時にN響の響きを大きく評価したことが伺える響きがより蘇りました。当時の技術的な面を差し引いてもこの響きは日本のオーケストラを再評価する重要な音源のひとつと言えるでしょう。「マイスタージンガー」や「ローエングリン第3幕への前奏曲」での力強さと推進力、「ローエングリン第1幕への前奏曲」での弦楽器の美しさ、「オランダ人」や「タンホイザー」でのうねりの巧みさと抒情性は感銘を受けます。そして最後の「ジークフリート牧歌」が絶品で、編成を減らした上での響きの繊細さとこの上ない美しさは、このアルバムだけに限らず、両者の最上の音源のひとつと言って良い出来です。尚、現在は無い新宿厚生年金会館のセッション録音は残響が少なく音像も遠目ではありますが、かえって各楽器の音色や当時実際鳴っていた音が良くわかります。そこには、マタチッチの音楽性や方向性がよりはっきりと認識できる演奏がマスターに残されていました。今回の復刻では極力原音を損なわずに、最新の技術とエンジニアの経験を持ってマスタリングを行っています。

今回の復刻は日本コロムビアが厳重に保管していたオリジナルのアナログ・マスターテープより新規でハイレゾ化を行ったマスターを使用していますので、従来のCD以上の音質向上となりました。各楽器の鮮明な音色や間接音、倍音の豊かさをより感じ取れます。また、解説書は新規の解説を収録しました。さらに解説書の裏にはLPの裏面の写真もカラーで掲載しています。
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タワーレコード(2025/02/21)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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SACD再生装置があればぜひ買ってほしい。まず一聴してアナログライクな音が心地いい。マイスタージンガーは重量級ワーグナーで中間部も美しい。ローエングリンが白眉。フルトヴェングラー以来やっと満足できる演奏に出会えた。タンホイザーもいい。ただ輝かしいだけの最近の演奏より、アナログライクで素朴で地の底から突き上げるような重量級ワーグナーいいですよ。なんといってもマタチッチは旧オーストリア帝国出身のユーゴ人だからドイツオーストリア物が抜群に素晴らしい。マタチッチ狂より。

2025/03/21 yoffyさん
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日本を代表するオーケストラと巨匠の一期一会の魂の記録である。かって廉価盤で発売されていた盤の演奏を聴いて¥1.300でこれ程の名演が聴けるとは感動以外の何物でもなかった。リマスタリングで更なる音質の向上が成されている事を期待して止まない!
2025/02/26 Posauneさん
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