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〈新宿シティ・ポップ〉吉田美奈子 初期4作品 SACDハイブリッド&アナログ再発記念特集

祝!名匠バーニー・グランドマンによるリマスタリング&カッティングで実現!吉田美奈子の初期名盤4作品が、SACD(スーパー・オーディオCD)ハイブリッド化&アナログ初リイシュー。ともにオリジナル・ディスクの音像をより瑞々しく際立たせた、現代のデジタル・オーディオでもストレスなく鳴るサウンド・デザインに仕上がっています。

レビュー担当者

新宿店/TANAKAHMAN
新宿店シティポップ、ニッポンのロック担当。その他イロイロやってます。

吉田美奈子『MINAKO(HB/RM)』

75年リリースの2nd。デビュー作『扉の冬』で聴けたローラ・ニーロ的なSSW資質は控えめに(自作曲は③⑧の2曲のみ)、本作の聴きドコロは後のミナコ作品に繋がるゴスペル・ライクな歌唱表現と、それを見事に引き出した作曲・アレンジで参加の佐藤博の手腕。今回のSACDハイブリッド盤では、冒頭①での波の音とギター・フレーズやエレピの音色とミナコのボーカルの定位・分離の良さからすでに完全に過去のフォーマット(CD、アナログ)を凌駕しており、佐藤博作のフリーソウル人気曲②や⑦、大瀧流スウィンギンなオールディーズ・ポップス④、荒井由実のニューオリンズ・ファンク⑥や西岡恭蔵の名曲⑨などなど、この音楽性の高さを是非とも最高位の音質で楽しんで欲しい。


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吉田美奈子『MINAKO II(HB/RM)』

75年、『MINAKO』リリースの2か月後にリリースされた初のライブ作品。ミナコさんのステージを観た事のある方ならご存知のように、楽し気に縦横無尽にそして自由に舞うように歌う、テクニックに裏打ちされたフレージング、インプロビゼーション的な歌唱は本作ですでに確立されています。デビュー作『扉の冬』からの楽曲を中心に、はっぴいえんどや小坂忠の名曲や洋楽のカバーを収録。とくにキャロル・キングのスタンダード⑪から、日本語詩の朗読で始まるマービン・ゲイ&タミー・テレルの名曲⑫へと繋がる流れは本作のハイライト!名匠バーニー・グランドマンによるリマスタリングに加え、SACDハイブリッド盤となる本作では過去最高位の音響で臨場感あふれるライブ体験が出来ます。


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吉田美奈子『FLAPPER(HB/RM)』

76年発表の3rdが続けてSACDハイブリッド高音質盤でリイシュー!デビュー作『扉の冬』でのSSW的資質による自作曲①⑧と、2nd『MINAKO』で聴けた佐藤博によって開花したソウル・フィーリング③⑦に加え、細野晴臣~ティンパン・アレイによるプログレッシヴなリズム・アプローチがファンキーな④⑤、次作『TWILIGHT ZONE』で全面的にコラボレーションに展開する山下達郎による⑨⑩(自身の1stソロ作でも再演した名曲!)、さらに同じくピアノ主体のSSW矢野顕子による②、極めつけは大瀧詠一による名曲の初出バージョン⑥まで幅広く彼女の魅力を存分に引き出したポップな印象の強い名盤!個人的には佐藤博が手掛けた③⑦や細野さん色の強いカリビアン・テイストな⑤、シュガーベイブを彷彿とさせる⑨あたりが白眉。バーニー・グランドマンの手による、より瑞々しさを際立たせたサウンドでも是非味わってほしい名盤。


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吉田美奈子『TWILIGHT ZONE(HB/RM)』

77年発表の4th。前作『FLAPPER』から始まった山下達郎とのコラボレーションが全面開花した名盤がSACDハイブリッド高音質盤でリイシュー!何より国内外問わず昔から大人気の⑤”恋は流星”収録が何かと取沙汰されるアルバムですが、個人的には和フリーソウルな③⑥もミナコ・クラシックとしてレコメンドしたいトコロ。。さらに後のボーカル・オリエンテッドなゴスペル路線の萌芽ともいえる静謐で荘厳な②④⑦あたりはもはや凡百のジャズ・ボーカルを凌駕する歌ヂカラ、表現の深さに圧倒されます。全曲、吉田美奈子による自作曲をタツローさんがアレンジした事で、ローラ・ニーロとチャカ・カーンが同居したような、来るべき次のアルファ時代への分水嶺となった作品。モダンな音像へとチューンナップされたバーニー・グランドマンのリマスタリングもお見事!


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「日本の宝、吉田美奈子が残した初期4作品がSACDハイブリッド&アナログ再発!」一覧はこちら。

タグ : シティ・ポップ タワレコ新宿シティ・ポップ

掲載: 2020年07月27日 00:00

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