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〈真夜中のドアに続け!〉ネクスト・シティポップ・スタンダードを新宿店目線でセレクト

世界中の配信チャートを賑わせ日本でもおなじみになってきた、松原みき「真夜中のドア~Stay with me~」。これまでに竹内まりや「プラスティック・ラブ」、大貫妙子「SUNSHOWER」といった作品がに担ってきた、シティポップブームの象徴に一躍躍り出ました。それらに続く(かもしれない!?)「ネクスト・シティポップ・スタンダード」を新宿店スタッフがセレクト! 今のうちにご注目くださいませ!

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新宿店/松本創太
池袋店ジャズ担当、秋葉原店洋楽バイヤーを経て、現在新宿店邦楽フロア担当。 ロック〜シティポップ〜ファンクなど、ソリッドなビートと美メロの交差する音楽を広く浅く雑食で探求中。

八神純子『2CD BEST 1978-1983(2Blu-spec CD)』

レコメンドトラック:「黄昏のBAY CITY」
「プラスティックラブ」「真夜中のドア」に続く、ネクスト・シティ・ポップ・スタンダードは絶対「黄昏のBAY CITY」! 残念ながらオリジナルアルバム「FULL MOON」が廃盤のためこちらのベストでご紹介。ポプコン優勝後に所属したヤマハ時代の5年間のアルバムから濃縮したベスト。「みずいろの雨」他代表曲の中で輝くのが「黄昏の~」。ザ・80's的なペキペキのスラップと大げさな転調も一周回ってクール。


秋元薫『cologne (+2) <タワーレコード限定>(RM)』

レコメンドトラック:「Dress Down」「我がままなハイヒール」
カシオペア関連で活躍していた女性シンガー、秋元薫の近年再評価が進む隠れたトップ・ウォンツ盤がタワレコ限定で再発!とにもかくにも本作の目玉は⑦”我がままなハイヒール”でキマリでしょう。エレクトリックなサウンドと軽やかなスウェイ・ビートががっちりハマった奇跡の一曲!さらにアーバン・レゲーな④やミッド曲⑤⑧、ユーロ~イタロ的フュージョン・ディスコ③⑥も聴き逃せない。2020年最新リマスター。


濱田金吾『「midnight cruisin'」+「MUGSHOT」(RM)』

レコメンドトラック:「街のドルフィン」
山下達郎や角松敏生だけでなく、80年代にハイクオリティなシティポップスをクリエイトしていたSSW/ミュージシャンのひとり、濱田金吾。彼がMOONレコードに残した入手困難となっていた2作品が2inワン/2020年最新リマスターで登場!4thアルバム「midnight cruisin'」(①~⑨)、5th「MUGSHOT」(⑩~⑰)ともに松下誠や数原普、林立夫や佐藤博、鳥山雄司、伊藤広規ら錚々たるミュージシャンらが参加、さながら”シティポップスの実験場”的な様相すら伺える内容。勿論それらをまとめあげ、一流のジャパニーズAOR作品に仕立て上げた濱田金吾の手腕もさすが、と唸らされます。


AB'S『THE BEST 1983~1988(RM)』

レコメンドトラック:「Do You Remember Me?」「FILL THE SAIL」
ショーグン、ワン・ライン・バンドや西城秀樹のバックバンド(藤丸バンド)などで活躍した、カッティング・ギターを弾かせたら日本一のギタリスト、芳野藤丸。彼が松下誠、安藤芳彦らパラシュート組+渡辺直樹、岡本郭男のスペクトラム組で結成したフュージョンAORバンド、AB'Sの過去6枚のアルバムから選曲したベスト・アルバムがこちら。イントロにド渋なブレイクを搭載した代表曲①や新作でリメイクした②④、AOR~アメリカン・ロックな⑩⑫や当時イギリスのクラブ・シーンでヒットしたエレクトロ・ファンク⑯などなど、コンテンポラリーな都会派ファンク・ロックからAOR、歌ものフュージョンまでバンドの変遷も聴けるオススメBEST。


間宮貴子『ラブ・トリップ <タワーレコード限定>』

レコメンドトラック:「LOVE TRIP」
大貫妙子『サンシャワー』と並び、現在のシティポップ再評価を象徴する一枚。82年当時もほとんど話題にならずこの一枚で消えていった歌手、間宮貴子の唯一作品。再評価のきっかけとなった(1)のほか、冒頭(2)(3)(4)(5)などアナログA面を占めるメロウ・ミッド曲、さらにB面を飾る(6)(7)(8)のアップ、そして終盤(9)(10)のミッドまで全曲捨て曲なしの恐るべき内容。難波弘之や井上鑑、鳴瀬喜博などによる確信犯的なシティ・グルーヴの素晴らしさは勿論、なにより間宮貴子の歌謡曲やニューミュージック臭をまったく感じさせないフラットなボーカルが本作に特別な普遍性を与えている一枚。


中原めいこ『2時までのシンデレラ -FRIDAY MAGIC-』

レコメンドトラック:「ジゴロ」
”君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。”の大ヒット以前、82年にリリースされた2ndアルバムから、新川博の編曲・スペクトラムの新田一郎によるホーン・アレンジがゴージャスなAORディスコ②”ジゴロ”をフィーチャー。ほかにもピッチ速めのAORディスコ①”FANTASY”、⑥”FRIDAY MAGIC”など海外目線の和モノとしてウケが良さそうな楽曲を収録。


和田加奈子『KANA <タワーレコード限定>(+5/RM)』

レコメンドトラック:「SUNDAY BRUNCH」
アニメ『きまぐれオレンジ☆ロード』のテーマや、NHK『ベストサウンド II』(講師:井上 鑑)出演などでも知られるシンガー、和田加奈子の傑作3rdアルバム。鳥山雄司による、和製ジャム&ルイス的なブラコン歌謡「SUNDAY BRUNCH」は絶対海外目線の和モノ評価軸にも引っかかるはず。ボーナスとして、カイリー・ミノーグが世界的に大ヒットさせたPWL印の名曲カヴァー「ラッキー・ラブ」(STOCK/AITKEN/WATERMAN)x2ヴァージョンなどを収録。


原久美子『UNHAPPY BIRTHDAY <タワーレコード限定>(RM)』

レコメンドトラック:「PARADISE」
ジャズやソウルに影響された本格派女性シンガー、原久美子 山下達郎が関与した2nd「熱風」に続く3rdアルバム。YouTubeでは軒並み英語コメントが並ぶことも納得の吉田美奈子に肉薄したミッド・ダンサー⑦、青山純×田中章弘のグルーヴを味わう②④が素晴らしい。オリジナル盤は価格上昇中、このままJAZZコーナーに埋もれさせるのはもったいないのでこちらで出会ってください。


石黒ケイ『Purple Road(MEG-CD)』

レコメンドトラック:「MIND CIRCUS」
茅ヶ崎出身のSSW/女優 石黒ケイ(桑田佳祐さんのご親戚とのこと) 83年横浜コンセプトシリーズ 第二弾。永井博ジャケもばっちりとキマッたザ・ライトメロウな一作。タイトにグルーヴする和ディスコ②、和ミッド・ファンク歌謡④、隠れ和レゲエ名曲⑤(斉藤ノブ氏参加!)、EVEのコーラスも鮮やかな伸びやかメロウ⑨など充実の内容。隠れシティポップ名盤にしてネクストブレイカー!!
【※MEG-CDのため、簡易再現ジャケット&CD-Rプレス&受注生産となりますご了承ください】


中谷美紀『食物連鎖』

レコメンドトラック:「MIND CIRCUS」
女優 中谷美紀 が96年に坂本龍一プロデュースでリリースした1stアルバム。80'sの名曲をカバーするプロジェクトTokimeki RecordsがMimeのひかり(Vo)をフィーチャーして①を取り上げたことで再度話題沸騰中! 小西康陽、大貫妙子、売野雅勇、高野寛、アート・リンゼイら充実の作家陣による、ジャズからヒップホップ、テクノまでを巻き込んだ圧巻の音作りには教授の本気度を感じ取れます。①はもちろんのこと変拍子ジャズ③、ザ・大貫妙子な⑤からどうぞ!


「【真夜中のドアに続け!】ネクスト・シティポップ・スタンダードを新宿店目線でセレクト!」一覧はこちら。

タグ : シティ・ポップ タワレコ新宿シティ・ポップ

掲載: 2021年04月30日 14:15