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【追悼】国際的に活躍した指揮者 大町陽一郎さん 90歳

大町陽一郎

東京芸術大学卒業後、1950年代からウィーンに留学して名教授スワロフスキー、大指揮者のベームやカラヤンに学び、1958年にベルリンでデビュー。語学が堪能で1968年にはドルトムント市立歌劇場の専属指揮者、1982年からは2年間ウィーン国立歌劇場の専属指揮者として本場のオペラ、バレエの上演で活躍した大町陽一郎さんが、2月18日、老衰のため東京都内で亡くなりました。90歳でした。謹んでご冥福をお祈りいたします。
(タワーレコード)

大町陽一郎
1931年、東京生まれの指揮者。東京芸術大学で渡邊暁雄、クルト・ヴェスに学ぶ。卒業後、ウィーン音楽大学に留学、ハンス・スワロフスキーに師事。カラヤンのアシスタントとして研鑚を積み、1958年にはベルリン・デビューを果たす。帰国後、1961年より東京フィル常任指揮者として黄金時代を築いた。1980年、日本人として初めてウィーン国立歌劇場に出演、「蝶々夫人」を指揮する。1982~4年には同歌劇場専属指揮者として活躍した。1992年、ドイツ連邦共和国功労勲章「大功労十字」、さらに1996年には日本人初のウィーン市名誉ゴールド・メダルを受賞した。1998年オーストリア共和国功労勲章大銀章を受章。1999年より東京フィル専任指揮者に就任した。
(CDジャーナル)

CD一覧
大町陽一郎さんの録音は1960年代からLPレコード(ビクター、コロムビア、ソニーなど)やソノシート(筑摩書房など)に数多くあり、一部はCD化されていましたが、現在は手に入らなくなっています。デジタル録音では重要なレパートリーであったブルックナー(現在メーカー在庫切れ)と、お得意のウィンナ・ワルツ演奏2枚がカタログに残っています。


カテゴリ : Classical

掲載: 2022年03月04日 12:00