北川景子主演、藤沢周平の珠玉の名作『花のあと』発売中！

『山桜』に続く「海坂藩大全」からの映画化第2弾。本格時代劇の傑作！主演は今最も注目の若手女優、北川景子。脇を固める俳優陣に、歌舞伎界から市川亀治郎、バレエ界からは宮尾俊太郎。甲本雅裕・國村隼・柄本明などベテランも出演。

○映画を盛り上げた音楽○
主題歌：一青窈「花のあと」

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＜ストーリー＞
藩の要職を務める寺井家の一人娘として生まれ、幼い頃から父に剣の手ほどきを受けてきた以登（いと）。下級武士の三男だが、藩内随一の剣士と噂される江口孫四郎（まごしろう）。初めて出逢った満開の桜の下で、二人は試合を約束する。数日後、竹刀を合わせた瞬間、以登の胸は熱く震えた。女の剣と侮ることも、その家柄に阿ることもなく、まっすぐに自分の剣と向き合ってくれた孫四郎。それは以登にとって生涯ただ一度の、しかし決して叶うことのない恋だった。以登にはすでに決められた相手があり、孫四郎もまた、上士の家の婿となる日が迫っていた。自らの運命を静かに受け入れ、想いを断ち切る以登。やがて遠く江戸から届いた、孫四郎自害の報。激しい動揺を抑え、以登は婚約者・片桐才助（さいすけ）の力を借りて、その真相を探る。孫四郎の死の陰に、藩の重鎮・藤井勘解由（かげゆ）の陰謀が潜んでいることを突き止める二人。そして、以登はあの日以来遠ざけていた剣を手に、静かに立ち上がる。

©「花のあと」製作委員会