キャリア60年！70歳を迎えたメイヴィスの最新作

ザ・ステイプル・シンガーズの一員として52年にデビューを果たし、ソウルの名門STAXを代表する、ゴスペル/ソウル史における最重要アーティストであり、アメリカン・ミュージックにおいて、半世紀の間“ソウルフルな音楽”という定義に寄付し続けている伝説的シンガー、メイヴィス・ステイプルズ。

前作『ライヴ：ホープ・アット・ザ・ハイドアウト』が第52回グラミー賞“Best Contemporary Blues Album”にノミネート。1950年代から60年代にかけて盛んだった公民権運動の象徴となっていた自由を提唱する曲たちを、生々しくエモーショナルに熱唱したメイヴィスが、Epitaph/Anti-からの第3弾となるスタジオ・レコーディング・ゴスペル・ソウル・アルバムをリリース。60年のキャリアを持つ彼女はステイプルズ・ファミリーから引き継がれた世界観でアレンジされた、ソウルフルなトラディショナルのゴスペル・ソングを集め、本作では彼女自身が書き下ろした新作2曲も収録している。