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ヴォーカリスト松田美緒とショーロクラブの沢田穣治によるジョビン集

ジョビンを歌う。ボサノヴァとして、ではなく

松田美緒&沢田穣治

 SONG X JAZZ第3弾リリース。日本人ながらポルトガル語を自在に操るさすらいの天才ヴォーカリスト松田美緒と、ショーロクラブの沢田穣治が手を組み、ボサノバの神さまに挑む『カンタ・ジョビン』。挑発的で官能的な、未知のジョビンがここにある。

 “CANTA JOBIM”~ 訳せば、「ジョビンを歌う」となる。アントニオ・カルロス・ジョビンといえば、言わずとしれたブラジル音楽の巨匠ですが、多くの人が、“ジョビン”の名前を“ボサノヴァ”というジャンルと結びつけてイメージするにちがいありません。
 しかし、本作には“いわゆるボサノバの名曲”は含まれていません。
 さすらいの天才ボーカリスト・松田美緒と、ショーロ・クラブの活動でお馴染みのベーシスト/作曲家/編曲家、沢田穣治が“ジョビン”のアルバムをつくろうと考えたとき、彼らの頭にあったのは、“ジョビン=ボサノバ”という定式を大胆に踏み外すことでした。
 ジョビンの歌の力は、ジャンルという狭い枠組みに拘束されるようなものではないのです。長きに渡って、独自の視点からブラジル音楽と向き合ってきたふたりが奏でる“ジョビン”は、もっと豊かで深く、同時に繊細です。ストリングスの響きとともに、よりエモーショナルに、より官能的に描き出される至高のメロディ。サンバ・カンサォンの名曲を中心に、世界遺産級のブラジル人音楽家の精髄を明らかにする意欲作です。

【収録曲】
01. あなたがいたから(原題:Por Causa de Voce)
02. 太陽の道(原題:Estrada do Sol)
03. モーホの嘆き(原題:Lamento no morro)
04. あなたなしでは存在しない(原題:Eu Nao Existo Sem Voce)
05. 最後の春(原題:Derradeira Primavera)
06. 白い道(原題:Estrada Branca)
07. モヂィーニャ(原題:Modinha)
08. あなたを愛してしまう(原題:Eu Sei Que Vou te Amar)
09. ジェットのサンバ(原題:Samba Do Aviao)
10. ルイーザ(原題:Luiza)

【参加メンバー】
松田 美緒 (Vocal)
沢田 穣治 (Contrabass)
高島 正明 (Piano)
越川 歩 (1st Violin)
氏川 恵美子 (2nd Violin)
菊地 幹代 (Viola)
古川 淑惠 (Cello)
馬場 孝喜 (Guitar)
岡部 洋一 (Percussions)
ジョアン・リラ (Guitar、Vocal)

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カテゴリ : 予約

掲載: 2010年12月15日 18:04

更新: 2010年12月16日 18:15