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タワレコ・オリジナル企画盤~ワーナー「デトゥール・コレクション」第6弾

ワーナー・デトゥール・コレクション

『タワーレコード・オリジナル企画盤~WARNER x TOWER RECORDS』
デトゥール・コレクション第6弾

2012年1月20日(金)リリース

企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

2010年12月発売の第5弾以来となる、好評“Detour Collection”最新盤を2作発売
ベルグルンドによるシベリウスの決定盤として名高い交響曲全集4枚組とピリオド楽器による世界初の録音として名高い、セルジウ・ルカによるバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲をリリース

ワーナーミュージック・ジャパンのご協力によるタワーレコード・オリジナル企画盤シリーズ「デトゥール・コレクション」第6弾、2タイトルを発売いたします。ベルグルンド指揮によるシベリウスの交響曲全曲は、自身3度目となる全集の言わば決定盤として名高い演奏。本人曰く「ドリームチーム」と言わしめたヨーロッパ室内管弦楽団とのこの録音は、明晰な解釈、透徹した響きを極限まで極め、校訂済の楽譜が使用された演奏史に残る彼の貴重な遺産です。全体を通しての完成度は、同じく名盤して名高い彼の前作ヘルシンキ・フィルと双璧を成すか、曲によってはそれ以上の決定盤と評価される究極のシベリウス。暫く廃盤でしたが今回久しぶりの復活。もう1枚のバッハも歴史的な演奏です。現在はピリオド楽器による演奏スタイルが確立しており様々な演奏家の録音が存在しますが、このルカによる録音は1977年にピリオド楽器による世界で初めて録音された記念すべき盤です。本人による詳細な曲目&楽器解説のブックレットは資料的な価値も十分あり、当時の先駆的演奏の全貌が堪能できます。

『シベリウス:交響曲全集/パーヴォ・ベルグルンド』
【収録曲】
シベリウス:
交響曲全集(全7曲)
【演奏】
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団
【録音】
1997年10月(1,2,3番)
1995年9月(4,6,7番)
1996年12月(5番)
[WQCC-270/273 (4CD)]

シベリウス演奏の第一人者ベルグルンドによる最終結論。自身3度目となる交響曲全曲は録音史に残るバイブル。
同郷として生涯に渡ってシベリウスを世界中で演奏し続けたベルグルンドのライフワーク的な演奏。シベリウスの6番で初めて指揮台に立った彼の最終結論は、自身「ドリームチーム」と呼んだヨーロッパ室内管弦楽団によってなされたこの録音でした。それまでの2度にわたって全曲録音においてオーケストラの演奏技術に関して完璧に満足していなかった、といいます。彼の考えではシベリウスの音楽を理解し演奏するためには必ずしもフィンランド人である必要はなく、優れたオーケストラ・プレイヤーに徹すればよいとの認識がありました。その意味でこの録音はローカル性を殊更強調するのではなく、人類の遺産としてその優れた音楽作品が初めてフィンランド人の手によって普遍的に示された演奏と言っても過言ではないかも知れません。
楽譜の校訂にも携わったシベリウス演奏のスペシャリスト、ベルグルンドのまさに人類への遺産。未来に渡って聴き継がれてゆく決定盤の復刻です。

※ベルグルンドへのインタビュー記事(9ページ分。日本語訳)付き
※日本語曲目解説(19ページ分)付き

『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ/セルジウ・ルカ』
【収録曲】
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
【演奏】
セルジウ・ルカ(ヴァイオリン)
【録音】
1977年 ニューヨーク
[WQCC-274/275 (2CD)]

古楽器による録音としては世界初として話題になった、ルカ(1943-2010)による70年代の貴重な録音。追悼盤。
現代では様々な古楽器録音が存在するとはいえ、その録音の歴史は決して古くはない"無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ"。70年代後半になって初めて、アメリカで活躍するルーマニア出身のヴァイオリニスト、セルジウ・ルカが独自の研究の末にこの録音を完成させました。バロック時代のオリジナル楽器(1669年ニコラ・アマティ製)を当時の弓と奏法で演奏。発売時驚きを持って迎えられた貴重な盤が今回復活します。
彼の奏法はボウイングの美しさを基調に、和音が自然に混ざり合う極めて美しい演奏。アタックの確実さや音程の良さもあり、後のヨーロッパの古楽奏者の奏法よりむしろモダン楽器に近い響きかも知れません。2010年12月に惜しまれつつ他界したルカは録音自体が少ないため、今回の盤は非常に貴重。この曲の全てのファンの方に一聴をお勧めします。LP初出時のブックレットもそのまま再現し、ルカ本人による20ページにも及ぶ解説(自筆譜のコピーや詳細な曲解説、使用楽器や弓の解説付き)は必見、永久保存盤です。

※ルカ本人による詳細な解説(20ページ分。日本語訳)付き
※初出時のオリジナル・ジャケットをCDで初めて使用

カテゴリ : ニューリリース タワーレコード オリジナル企画 | タグ : ワーナー・デトゥール・コレクション

掲載: 2011年12月16日 12:06

更新: 2011年12月16日 12:30