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タワレコ・オリジナル~“ヴィンテージ・コレクション"最新盤(全5タイトル)

ヴィンテージ・コレクション

 

タワーレコード・オリジナル企画盤
UNIVERSAL MUSIC×TOWER RECORDS~“VINTAGE COLLECTION”Special Issue
「マルケヴィチ生誕100年記念(Igor Markevitch 100th Anniversary)」5タイトル

3/9(金)、16(金) (PROC-1177のみ) リリース

企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:ユニバーサル ミュージック合同会社

ユニバーサル ミュージックのご協力による『タワーレコード“ヴィンテージ・コレクション”』シリーズ特別編5タイトルを発売いたします。今回は、2012年に生誕100年を迎えるイーゴル・マルケヴィチの遺産をリリース。マルケヴィチと言えばキエフに生まれてすぐにパリ、スイスへ移住した後、かのディアギレフの知遇を得てまずは作曲者として第一歩を踏み出し、その後指揮者として大成したのは有名な話。EMIやDG、PHILIPSに主な録音を残しました。中でもEMIへの再録音である「春の祭典」は特に有名です(この盤はクレンペラーがキャンセルしたため代役だったという話しあり)。家系はキエフの貴族出身だったこともあり、ルーツとしてロシア音楽の演奏では特に定評がありました。今回、これまで発売された音源の中から、評価が高いながらも比較的入手難の盤や名盤として名高いDG&PHILIPS原盤の各種を、一部最新マスター音源を交えて発売いたします。
ベートーヴェン:交響曲選集&序曲集は、DGとPHILIPS双方に入れた正規録音を全て収録しました(「命名祝日」序曲のみオリジナルを重視しブラームス:交響曲第4番と併録)。暫く市場に流通していなかった名盤"第九"も復活します。そしてチャイコフスキー交響曲全集の録音は既に定評があるもの。全てPHILIPS原盤もので統一し、マンフレッド交響曲や管弦楽曲2曲を含め発売します。「シェエラザード」他は1993年以来久々の再発で、LP発売時話題となった情緒溢れる演奏。オリジナル・ジャケットをCDでは初めて採用しました。「ロシア管弦楽作品集~1812年、他」はコンセルトヘボウ管との貴重な記録(他にグリュミオーの伴奏盤"ベルク:ヴァイオリン協奏曲"があるのみ)。非常に懐の大きい、このオケならではの厚い響きを堪能できます。これまでいくつかの盤に分かれてCD化されていましたが、今回オリジナルのジャケット&カップリングで復活します。最後に珍しいDG盤ブラームスの交響曲2曲。4番はマルケヴィチが得意とした曲でラムルー管との貴重なステレオ録音。唯一の録音である1番も収録しました。今回の5タイトルは生誕100周年記念に相応しい、彼の代表的録音を十分に堪能できます。
尚、今回年数が経過しているマスター音源に関しましては、新規で本国においてマスターからデジタル化を行いました(→オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)として明記)。さらに、今回も出来る限り初出時のジャケットを使用しております。

 

ベートーヴェン:交響曲選集、序曲集/イーゴル・マルケヴィチ
【収録曲】
ベートーヴェン:
<CD1>
1.交響曲 第1番 ハ長調 作品21
2.交響曲 第5番 ハ短調 作品67《運命》
3.交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
<CD2>
4.《レオノーレ》序曲 第3番 作品72a
5.交響曲 第3番 変ホ長調 作品55《英雄》
6.マルケヴィチへのインタビュー
<CD3>
7.交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 《田園》
8.《コリオラン》序曲 作品62
9.歌劇《フィデリオ》序曲 作品72b
10.《エグモント》序曲 作品84
11.《献堂式》序曲 作品124
<CD4>
12.交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》
【演奏】
イーゴル・マルケヴィチ(指揮)
ラムルー管弦楽団(第1番、第5番、第6番、第8番、第9番、序曲)
シンフォニー・オブ・ジ・エア(第3番)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)/アーフェ・ヘイニ(アルト) 
フリッツ・ウール(テノール)/ハインツ・レーフュス(バス) 
カールスルーエ・オラトリオ合唱団(合唱指揮:エーリッヒ・ヴェルナー) (以上 第9番)
【録音】
1956年12月-1957年1月(第3番)、2月(インタビュー)ニューヨーク、1957年10月-11月(第6番)、
1958年11月(序曲)、1959年10月(第5番、第8番)、1960年10月(第1番)、1961年1月(第9番)パリ

[PROC-1168/71 (4CD)]

DG&PHILIPSに残した交響曲&序曲のベートーヴェン作品を集成。特に"第九"を含むラムルー管との一連のステレオ録音は秀逸。
ステレオ録音であるPHLIPS原盤のラムルー管との第1、5、8、9番と、モノラル録音のDG原盤(ラムルー管との第6番&シンフォニー・オブ・ジ・エアとの第3番)、さらにLP初出時には単独の「序曲集」として発売されたDG原盤であるラムルー管とのステレオ録音盤を含めた、マルケヴィチのベートーヴェン:交響曲選集&序曲集(「命名祝日」序曲のみオリジナルを重視しブラームス:交響曲第4番と併録)です。
交響曲は残念ながら全曲録音を残しませんでしたが、ここに聴く事ができる彼のベートーヴェン解釈は、あくまで古典としての絶対的な評価を基調としたストイックにまで突き詰めたベートーヴェン像でした。トスカニーニの死後、NBC交響楽団が名前を変えて活動を再開したばかりのシンフォニー・オブ・ジ・エアとの1956年12月録音(DGでのアメリカでの初録音)の「英雄」に始まり1961年1月収録の「第九」で終わる、僅か4年強の凝縮された期間の鮮明な記録です。

※米Decca音源、マルケヴィチ・インタビュー(対訳)付き
※LP初出時のオリジナル・ジャケットを各所に使用
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源使用(交響曲第1,9番)
※一部モノラル録音(交響曲第3番、同第6番、マルケヴィチ・インタビュー)

チャイコフスキー:交響曲全集~第1番-第6番、マンフレッド交響曲 他/イーゴル・マルケヴィチ
【収録曲】
チャイコフスキー:
<CD1>
1.交響曲 第1番 ト短調 作品13《冬の日の幻想》
2.交響曲 第2番 ハ短調 作品17《小ロシア》
<CD2>
3.交響曲 第3番 ニ長調 作品29《ポーランド》
4.幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》作品32
<CD3>
5.交響曲 第4番 ヘ短調 作品36
6.交響曲 第5番 ホ短調 作品64(第1楽章・第2楽章)
<CD4>
7.交響曲 第5番 ホ短調 作品64(第3楽章・第4楽章)
8.交響曲 第6番 ロ短調 作品74《悲愴》
<CD5>
9.《マンフレッド》交響曲 作品58
10.幻想序曲《ハムレット》作品67
【演奏】
イーゴル・マルケヴィチ(指揮)
ロンドン交響楽団(第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第6番、マンフレッド)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(フランチェスカ・ダ・リミニ、ハムレット)
【録音】
1962年1月(第6番)、1963年10月(第4番)、1963年10月-11月(マンフレッド)、
1965年3月(第2番・第3番)、1966年2月(第1番)、1966年2月(第5番)、
1967年6月(フランチェスカ・ダ・リミニ)、1967年9月(ハムレット)

[PROC-1172/6 (5CD)]

マンフレッド交響曲や管弦楽作品を含むマルケヴィチ渾身のチャイコフスキー交響曲全集他。PHILIPSレーベルへの代表的録音。
発売当時西側を代表するチャイコフスキー:交響曲全集として話題になった、マルケヴィチの代表盤。西側での初期交響曲の録音は、1960年代当時のメジャーレーベルとしては第2番を除いて数少なかった時代において、「マンフレッド」交響曲を含む全曲を録音した先駆的な演奏(同時期にはドラティ盤があるがマンフレッドはなし。後にマゼール盤も登場)として評価が非常に高い盤です。
感情の過大な表出はあくまで避け、作品に忠実な解釈を基調とするこの演奏は、生粋のロシア人指揮者に匹敵する芸術度の高さを有しています。CDとしては初めて「マンフレッド」交響曲を含む完全盤での発売です。他にLP初出時のオリジナルの組み合わせであるニュー・フィルハーモニア管との「ハムレット」序曲と「フランチェスカ・ダ・リミニ」も収録

※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源使用(交響曲第4,5,6番)
※LP初出時のオリジナル・ジャケットを各所に使用

R.コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》、スペイン奇想曲/イーゴル・マルケヴィチ
【収録曲】
リムスキー=コルサコフ:
1.交響組曲《シェエラザード》作品35
2.スペイン奇想曲 作品34
【演奏】
イーゴル・マルケヴィチ(指揮)
ロンドン交響楽団
エーリヒ・グリューンベルク(ヴァイオリン)(1)
【録音】
1962年10月 ロンドン

[PROC-1177 (1CD)]

ロマンティックな情緒溢れるマルケヴィチの至芸。名曲にスケールの大きい響きを兼ね備えた名演。国内盤CDでは約20年振りの再発売。
チャイコフスキー:交響曲全集と同様にロンドン交響楽団を指揮したLP時代の名盤「シェエラザード」と、オリジナル・カップリングである「イタリア奇想曲」との情感溢れる1962年収録のアルバム。国内盤CDでは廉価盤で発売されていた時期があったものの、その後再発されずに埋もれていた名盤の待望の復活です。色彩豊かなこの作品を、明晰なタッチで描くマルケヴィチの指揮は聴きもの。
この曲ならではのスケール感大きな演奏であり、壮大さと尚且つロシア的情念を持つロマンティックな解釈が融合した、マルケヴィチの代表盤のひとつです。

※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源使用
※LP初出時のオリジナル・ジャケットを使用

ロシア管弦楽作品集~1812年、他/イーゴル・マルケヴィチ
【収録曲】
1.チャイコフスキー:大序曲《1812年》作品49
2.リムスキー=コルサコフ:《ロシアの復活祭》序曲 作品36
3.ボロディン:だったん人の踊り(歌劇《イーゴリ公》から)
【演奏】
イーゴル・マルケヴィチ(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
オランダ放送合唱団(3)
【録音】
1964年9月 アムステルダム

[PROC-1178 (1CD)]

伝統オケの能力をフルに発揮した得意のロシア名曲集。数少ない貴重なコンセルトヘボウとの共演盤。LP初出時のオリジナル・カップリング&ジャケットを再現
コンセルトヘボウ管との貴重な記録であるこのロシア名曲集は、後の1967年録音のグリュミオーの伴奏盤(ベルク:ヴァイオリン協奏曲)を除くと、唯一の共演盤として貴重な録音です。他のオケとの録音においては、アタックがはっきりとした明晰な演奏が中心であったのに対し、この盤においては余韻が深く重厚な響きとなっているのも特徴です。マルケヴィチ特有の強拍の鋭さと正確さが、この録音ではよりレガートを伴う旋律線重視の方向の音色であることは大変興味深く、かつ貴重な記録です。
この1964年録音の盤はCD化以降これまで様々な盤へ分散されてきましたが、今回CDでは初めてオリジナルのカップリング&ジャケットで復刻します。音色や解釈もさることながら、これによりアルバム・コンセプトがより明確になったと言えるでしょう。尚、「だったん人」は今では珍しい、合唱付きによる演奏を聴くことができます。

※歌詞対訳付き(3曲目)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit、192khz)音源使用
※LP初出時のオリジナル・ジャケットを使用

ブラームス:交響曲第1番、第4番他/イーゴル・マルケヴィチ
【収録曲】
<CD1>
1.ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
<CD2>
2.ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
3.ベートーヴェン:《命名祝日》序曲 作品115
【演奏】
イーゴル・マルケヴィチ(指揮)
シンフォニー・オブ・ジ・エア (CD 1)
ラムルー管弦楽団 (CD 2)
【録音】
1956年12月 ニューヨーク、マンハッタン・センター(CD 1)
1958年11月 パリ、ポリドール・スタジオ(CD 2)

[PROC-1180/1 (2CD)]

徹底して透徹した響きを作り上げる交響曲4番はラムルー管との貴重なステレオ録音。唯一の録音である1956年収録の1番も併録。
ブラームスの交響曲では交響曲第1番と第4番しか録音を残さなかったマルケヴィチの貴重な記録です。シンフォニー・オブ・ジ・エアとの第1番は「英雄」と同時期の収録で、結果的に1番の録音はこの盤以外残しませんでした。トスカニーニが亡くなってからまだあまり時間が経っていない当時のオケには優秀なメンバーが多数在籍し、この録音においても優れた機能性や表現力は健在です。非常に緊張感のあるこの演奏は、トスカニーニの全盛期を彷彿させる推進力とエネルギーに満ち溢れた名演と言えるでしょう。
そして、ステレオ収録されたラムルー管との第4番は一変して表現が異なります。音色の重心は若干高いながらも推進力の強い演奏。ドイツのオケとは異なる、当時のフランスのオケ独特の響きを随所に生かしたこの演奏は一聴に値します(特にホルンと木管。強烈なティンパニ)。また、フレージング処理の見事さは特筆もの。カップリングされているベートーヴェン:「命名祝日」序曲は本来同じ序曲集録音時のものですが、LP発売当時は収録時間に制限があったからなのか、この4番と組み合わされていました。今回オリジナルを重視し、こちらに併録しました。

※LP初出時のオリジナル・ジャケットを使用
※一部モノラル録音(交響曲第1番)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : タワーレコード オリジナル企画 ユニバーサル・ヴィンテージ・コレクション

掲載: 2012年02月01日 17:03

更新: 2012年02月01日 19:00