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トランペット界の新星ロマン・ルルー、古典派トランペット協奏曲集

R.ルルー

 

トランペット界の新星ロマン・ルルー、古典派トランペット協奏曲集
ハイドンでは3つのカデンツァを聴き比べ! 世界初録音ペンデレツキのカデンツァも!
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012での再来日を前に、日本でも更なる注目を集めているトランペット界の新星ロマン・ルルーによるトランペット協奏曲尽くしのアルバム。古典派時代に残された数少ないトランペット協奏曲の中でも代表的なハイドン、フンメル、ネルダの作品が一挙に収録されています。ルルーが奏でるトランペットの響きは相変わらず気品あふれる美しさ。安定感抜群の演奏から繰り出される超絶技巧の数々には圧倒されます!
特に注目されるのは、ハイドンの協奏曲のカデンツァ! 世界初録音となるペンデレツキによるカデンツァのほか、シュトックハウゼンが息子のために書いたカデンツァ、そしてルルー自身が作曲したカデンツァの3種類の演奏が収録されています。シュトックハウゼンのものは、自身による指揮、そして息子マルクス・シュトックハウゼンのソロによる演奏が録音で残っていますが、ルルーの演奏も見事。ペンデレツキのカデンツァは、ペンデレツキが1999年にサン・ノゼ交響楽団を指揮した時、首席トランペット奏者のジェームズ・ドーリーのために書いたものですが、その後ノルウェーの名手アントンセンのリクエストにより2002年に改訂されました。トランペットが高音域で活躍する名カデンツァです。第3楽章のカデンツァでは、人をくったような表現に思わず吹き出しそうになる部分も。ルルーの超絶技巧が冴え渡ります。第3楽章の演奏時間は、ルルー自身によるカデンツァのものは4分半なのに対し、シュトックハウゼンとペンデレツキのは6分半前後。華麗なカデンツァでの見せ場が続きます。
ロマン・ルルーは今最も注目される若手トランペット奏者の一人。ソリストとして著名なオーケストラ、フェスティヴァルに出演しているほか、フランスを中心に指揮者としても活動しています。今後ますますの注目を集めること必至のアーティストです! バルチック室内管弦楽団は、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団の精鋭奏者たちによって構成されるアンサンブル。ヤンソンスのもとで研鑽を積んだルデュク=バロームが2000年から音楽監督を務めています。

 

【曲目】
CD1
1. フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調
2. ネルダ(1706-1780):トランペット協奏曲 変ホ長調(カデンツァ:R.ルルー)
3. ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調(カデンツァ:R.ルルー)
4. グルック:歌劇「オルフェーオとエウリディーチェ」より「メロディ(精霊の踊り)」
CD2
1. ハイドン:トランペット協奏曲(カデンツァ:K.ペンデレツキ版)
2. 同曲(カデンツァ:K.シュトックハウゼン版)

【演奏】
ロマン・ルルー(Tp)
エマニュエル・ルデュク=バローム、バルチック室内管弦楽団
【録音】
2010年11月5-7日 サンクトペテルブルク

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年03月27日 17:55

更新: 2012年03月27日 18:00