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新宿店リニューアル・オープン記念~ワーナー「デトゥール・コレクション」第7弾【タワレコ企画】

ワーナー・デトゥール・コレクション

 

タワーレコード・オリジナル企画盤
WARNER×TOWER RECORDS
デトゥール・コレクション第7弾 2タイトル
4/27(金)リリース
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンのご協力によるタワーレコード・オリジナル企画盤シリーズ「デトゥール・コレクション」第7弾、2タイトルを2012年4月27日に発売いたします。今日のワイル評価のきっかけであり永遠のスタンダード盤として君臨する、テレサ・ストラータスによる「ストラータス・シングズ・クルト・ワイル」のBOXは、1981年に録音された衝撃の「知られざるワイル」とその後1985年から翌86年にかけて収録された、オケを伴奏としたスタンダード・ナンバー「ワイル名曲集」の2枚からなるノンサッチ盤と、1993年にケント・ナガノの指揮で録音された名作「7つの大罪」のエラート盤を収録した豪華3枚組の仕様です。もう1枚は2012年2月25日に亡くなられたトランペットの神様、モーリス・アンドレによるジョリヴェ、トマジ、アルチュニアンのトランペット協奏曲集。作曲者ジョリヴェの指揮のよるこの自作自演は、数ある同曲の中でも一番に推されるアルバム。トマジと名曲アルチュニアンも収録したフランス・ロシア有名協奏曲集を追悼盤として発売いたします。

 

【お知らせ】
タワーレコード新宿店が4月27日(金)に全面リニューアル!
詳細は、コチラからチェック>>>

 

『ストラータス・シングズ・クルト・ワイル/テレサ・ストラータス』
[WQCC-283/85(3CD)]

【収録曲】
クルト・ワイル(1900-1950):
<CD1> The Unknown Kurt Weill(知られざるワイル)
1.ナナの歌 2.セーヌ河哀歌 3.ミートボールの歌 4.あかりを浴びたベルリン 5.兵士の妻は何を貰った 6.マルゲートの貝、石油の歌 7.もうあとどれだけ? 8.ユーカリ―タンゴ‐ハバネラ 9.別れの手紙 10.雨ぞ降る 11.夜勤シフトの相棒に 12.シッケルグル―バー  13.あんたを愛してないわ 14.褐色群島(ブラウン・アイランズ)の歌
<CD2>ストラータス・シングズ・ワイル(ワイル名曲集)
1.わたしは異邦人 2.ハバナ・ソング 3.スラバヤ・ジョニー 4.愚かなハート 5.フェニモア・ソング 6.人生は一度 7.あたしは船を待ってるの 8.難儀の歌 9.淋しき家 10.アキタニアの王様の歌 11.薄情ソング 12.天国から汽車がやってくる 13.人間の努力のむなしさの歌 14.あなたはいなかった 15.神様の軍隊のかわいい少尉
<CD3> 7つの大罪、交響曲第2番
・7つの大罪
1.プロローグ 2.怠惰 3.高慢 4.激怒 5.飽食 6.姦淫 7.貪欲 8.嫉妬 9.エピローグ
・交響曲第2番(※)(ボーナス収録)
10.I. Sostenuto - Allegro molto 11.II. Largo 12.III. Allegro vivace
【演奏】
テレサ・ストラータス(ソプラノ)
リチャード・ウォイタック(ピアノ)(DISC1)
ジェラード・シュワルツ(指揮) Y チェンバー・シンフォニー(DISC2)
ノラ・キンボール(ソプラノ)、 フランク・ケリー(テノール)、 ハワード・ハンキン(テノール)、ハーバート・ペリー(バリトン)、 ピーター・ローズ(バス)
ケント・ナガノ(指揮) 国立リヨン歌劇場管弦楽団(以上、DISC3)
【録音】
1981年2月(DISC1) ニューヨーク、コロンビア30 丁目スタジオ
1985年12月、1986年3月(以上、DISC2) ニューヨーク、RCA スタジオ
1993年1月、1996年8月(※)(以上、DISC3) リヨン歌劇場
【原盤レーベル】
Nonesuch、ERATO

知られざるクルト・ワイルの全貌を復活・蘇演したストラータスによる芸術的・歴史的録音。彼女が残した3枚のアルバムを一挙にまとめて収録。
ワイルの妻、ロッテ・レーニャをして「ワイルの音楽を彼女ほど巧く歌った方はいません」とまで言わしめたストラータスによる歴史的録音。ワイルの死後、秘蔵されていた楽譜の束をレーニャから託されたストラータスが世に放ったのがこのアルバムの始まりでした。エラート・レーベルの「7つの大罪」も今回収録。
ワイルの死後、彼の残した音楽は一部を除いてほぼ忘れられていた状況から、今日まで続くワイル・ブームを作るきっかけとなったのはまさにこの盤の1枚目「知られざるワイル」でした。当時メトでの「マハゴニー」の初演以後、それを聴いたロッテ・レーニャが彼女を賞賛したのがブームの先駆けとなったのは有名な話です。以後、オペラ歌手が持つ技能も駆使した彼女のワイルは、正統的な解釈としてそれまで聴くことができなかったワイルの魅力を十分に世に広めたと言えるでしょう。その功績は非常に評価されています。今回、ノンサッチ・レーベルに入れた2枚の名盤と、後にエラート・レーベルで録音された「7つの大罪」を収録した豪華3枚組が実現しました。オリジナルのカップリングで収録されていた「交響曲第2番」も特別収録。それぞれ1992年、1997年以来の再発売となります。
※ 日本語訳歌詞、解説書付き(全47ページ)

『ジョリヴェ、トマジ&アルチュニアン~トランペット協奏曲集/モーリス・アンドレ』
[WQCC-286(1CD)]

【収録曲】
1.アンドレ・ジョリヴェ:トランペット協奏曲第2番
2.アンドレ・ジョリヴェ:コンチェルティーノ~トランペット、弦楽、ピアノのための
3.アンリ・トマジ:トランペット協奏曲
4.アレクサンドル・アルチュニアン:トランペット協奏曲
【演奏】
モーリス・アンドレ(トランペット)
アニー・ダルコ(ピアノ)(1,2)
アンドレ・ジョリヴェ(指揮) コンセール・ラムルー管弦楽団(1,2)
ルイ・ド・フロマン(指揮) ルクセンブルク放送管弦楽団(3)
モーリス・スーザン(指揮) フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団(4)
【録音】
1964年2月、10月
【原盤レーベル】
ERATO

追悼盤。ジョリヴェの貴重な自作自演を始めとしたフランス・ロシアの近代協奏曲集。アンドレの魅力を余すことなく伝える彼の代表盤のひとつ。
トランペットの持つ可能性を究極までつきつめた演奏テクニックと、豊かな音色はまさに「天の声」である(杉木峯夫)。そのテクニックを超越した音楽感情の表出において彼を超える者は皆無でした。故に「神」と呼ばれたその天使のような音色はこの盤においても永遠の輝きを放ち続けます。
2012年2月25日、モーリス・アンドレ氏死去。
350枚を越すと言われているアンドレの録音は、古典やバロックのみならず、JAZZや歌手の伴奏、吹奏楽や現代曲など多岐にわたります。バロックではピッコロ・トランペットの開発にも尽力し、世界的なレパートリーの拡大やトランペットの可能性を生涯に渡って追求しました。数多くの盤の中でもバロックものと並んで賞賛されるのは、母国フランスの作曲家による作品群です。その中でも作曲者の指揮によるこのジョリヴェはまさにこれらの曲を代表する名演・名盤。壮年期のジョリヴェの指揮も聴きものですが、その輝かしい響きを生かした表現力はトマジと共に圧倒的。そして近代のトランペット協奏曲の中では、演奏機会が最も多いひとつに数えられるアルチュニアンもまさに超絶的演奏。初演者ドクシツェルにも負けないブリリアントな響きは独壇場です。今回の追悼盤はモーリス・アンドレの特筆を余す事無く伝える貴重な記録です。
※ 解説:杉木峯夫氏(1992年発売当時)
※ 2009年新マスター音源使用
【訃報】
去る3月28日、アルメニアの作曲家、アレクサンドル・アルチュニアン氏が亡くなられました。享年91歳でした。心よりご冥福をお祈り致します。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : タワーレコード オリジナル企画 ワーナー・デトゥール・コレクション

掲載: 2012年03月28日 17:39

更新: 2012年03月28日 18:00