パット・メセニーの新プロジェクト“Unity Band”

パット・メセニーがニュー・プロジェクト“Unity Band”をスタート！

　メンバーは、サックスにクリス・ポッター、ドラムにはお馴染みのアントニオ・サンチェス、ベースには渡邉貞夫の近年作や山中千尋の『フォーエヴァ・ビギンズ』への参加でも注目を集め初リーダー作『ステイト・オブ・アート』をリリースしたベン・ウィリアムス。
　そして、このプロジェクト名“Unity Band”のタイトルを冠したパット・メセニーの作品が“Nonesuch”より登場！

　パット・メセニーがテナー・サックスを導入したバンドでリリースしたアルバムと言えば、1980年の『80/81』。マイケル・ブレッカーとデューイ・レッドマンをフィーチャーしていました。

　今回リリースされる“Unity Band”としてのアルバムは、新世代筆頭のサックス奏者クリス・ポッター(sax、b-cl)をフィーチャー。

　『80/81』から30年を経て、マイケル・ブレッカーもデューイ・レッドマンも鬼籍に入ってしまった。そんな中、登場したのが、本作でフィーチャーされているクリス・ポッターである。
　クリス・ポッターと、以前から彼のファンであったパットが、アントニオ・サンチェスの初リーダー作で共演を果たし、それから今回のバンドが実現する運びとなった。

　本作でのリズム・セクションは、ドラムにはアントニオ・サンチェスを起用。過去10年間でパットと最も多く共演してきたドラマーでクリス・ポッターとの共演も多く本作にはうってつけ。ベースのベン・ウィリアムスは、クリスチャン・マクブライドがジュリアードの学生と共演するイベントに招かれた際に初めて出会った。それからクリスチャン・マクブライドの代わりとして、アントニオ・サンチェスとのトリオでパットと共演するようになり、この“Unity Band”での起用となった。パット曰く“I am very happy to have him in the Unity Band（ベンがUnity Bandのメンバーであることがとてもハッピーだ！)”

　このメンバーでの欧州、アメリカ・ツアーもオフィシャル・サイトにてアナウンスされています！

【収録曲】
1. ニュー・イヤー
2. ルーフドッグス
3. カム・アンド・シー
4. ディス・ビロングス・トゥー・ユー
5. リーヴィング・タウン
6. インターヴァル・ワルツ
7. シグナルズ（オーケストリオン・スケッチ）
8. ゼン・アンド・ナウ
9. ブレイクディーラー

※日本盤のみ最新インタビュー、パット・メセニー本人による楽曲解説を掲載。

アルバム『Unity Band』のプレビュー動画が公開中！

※スタジオでの写真を組み合わせたもので、メンバーが演奏している動画ではありませんが、僅か1分だけ聴くことができる楽曲のクオリティの高さに期待が膨らみます！

1980年作『80/81』はこちら