ヨーロッパ最高のポップ・パンク、バニラ・スカイ遂に新作完成

現在もヨーロッパ最高のポップ・パンクであることを疑わないバニラ・スカイが遂に新作を完成させた！前作『Fragile』ではよりロックな方向性を見せたが今作ではバンドの人柄が現れた前向きな音が込められている。

イタリアのシーンの2大巨頭とも言えるブライアン／ヴィンクスのツインVoは健在で、多くのバンドのプロデュース（From Dawn To Fall,The Anthem)を手がける二人のソングライティングが作品の中でぶつかり合い、今までの作品よりも力強くエネルギーが溢れている楽曲が多いと言える。「バニラ・スカイはバンドで、映画ではない」トム・クルーズが主演したあの映画と同じタイトルであるバンドではあるが、セルフ・タイトルとも言えるこのタイトルには10周年を迎えたバンドの自信と誇りを感じる。～直系、～のようなと表現する必要はもうない。これこそバニラ・スカイの音だ！

今作よりオリジナルメンバーのでもあるベースのシスコが復帰して、まさに原点回帰といえるだろう。日本盤のみボーナストラック追加、疾走感、メロディー、類まれな経験値にツインボーカルで言うこと無し！