スペイン注目のインディー・ポップ・バンド、ウィルヘルム・アンド・ザ・ダンシング・アニマルズ

ウィルヘルム・アンド・ザ・ダンシング・アニマルズはGuilleとHelenの男女ヴォーカルを中心としたスペインの6人組インディー・ポップ・バンド。本国スペインから2012年に人気バンド、デロレアンのプロデューサーとしても知られるHans Kruugerを迎え制作されたファースト・アルバム『The War of the Species』が新曲「Jungle Army」を加え、日本盤リリース！

ポーグスがインディー・ポップ化したかのようなドタバタ疾走具合に加え、ハードコアなスクリーミングのGuilleのヴォーカル、ゴー！チームみたいなHelenのガーリー・ラップ調なヴォーカルの掛け合いが最高にチャーミングな、スペインから登場したとびきりポップ。

ロス・キャンペシーノス初期のハイテンションさも感じさせる疾走しまくる冒頭から、アコースティックで掛け合いヴォーカルが楽しすぎな「Finisterre」、ダンサブルで胸ズキュンなインディー・ダンス「All Along（名曲！）」、一転、じっくりミディアム・テン
ポでスケールの高い世界を描く「Ten, Go!」、更に日本盤のみのボーナス・トラックとして収録された「Jungle Army」はヴァンパイア・ウィークエンド「Cousins」みたいなトロピカルなファンカラティーナ・ポップで、全編楽しすぎる全10曲入りとなっています。