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ホワイトスネイク、『LOUD PARK 11』ライヴが映像作品化

Whitesnake

 

デヴィッドを中心に、ダグ・アルドリッチ、レブ・ビーチというテクニックとテイストを兼ね備えたギタリストが美技を披露。ブライアン・ティシー(ドラムス)、マイケル・デヴィン(ベース)、ブライアン・ルーディ(キーボード)という鉄壁の布陣は、歴代屈指の実力派ラインアップだ。

最新アルバム『フォーエヴァーモア』に伴うワールド・ツアーの一環として行われたこのライヴ。初期のブルージーなハード・ロックと『白蛇の紋章』(1987)を彷彿とさせるヘヴィ・メタリックなサウンドまで、迫力のライヴ・パフォーマンスで大観衆を魅了する。

「ベスト・イヤーズ」から始まるショーは、新旧取り混ぜたベスト選曲。「スティル・オブ・ザ・ナイト」「イズ・ディス・ラヴ」「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン」「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴ・トゥナイト」という『白蛇の紋章』からのヒット・ナンバー、初期の代表曲である「フール・フォー・ユア・ラヴィング」、2008年に亡くなった元メンバーのメル・ギャレイに捧げられた「ラヴ・エイント・ノー・ストレンジャー」など、ホワイトスネイク・クラシックスの連打が続く。さらに最新作『フォーエヴァーモア』からは「スティール・ユア・ハート・アウェイ」、「ラヴ・ウィル・セット・ユー・フリー」、「フォーエヴァーモア」をプレイ。近年の作品では最高傑作と高評価を得たアルバムからのナンバーがステージでさらにパワーアップ、大歓声と合唱に迎えられている。

リンプ・ビズキット、アーチ・エネミー、ザ・ダークネスなど、多彩なアーティストが出演したこのフェスティバルにおいて、ホワイトスネイクは王道ハード・ロックのベテラン・バンドとして出演。ディープ・パープルでは1975年に来日、バンドとしては1980年に初来日しているが、フェスティバルに出演するのは1984年、伝説の『スーパー・ロック’84』 以来のことだ。バンドと観衆の一体感が壮絶なうねりを生み出す彼らのステージは、フェス全体のハイライトだった。マルチカメラ、5.1ch音声によって、本作は見る者をアリーナの真っ只中へといざなう。

また特典として映像にはフォト・スライド・ショウやファンから提供された映像素材などを編集したファン・ビデオ、CDには同年のジャパン・ツアー各地で行ったサウンド・チェック音源を収録したボーナス・ディスクを追加、さらにボーナス・ディスクには日本限定のボーナス音源も追加収録される。今年、2013年5月には来日公演も決定し来日記念盤としての本作のリリースと相まって、ホワイトスネイクは独走を続ける。2013年、イヤー・オブ・ザ・スネイクに相応しいヴィジュアル・スペクタクルが、いま幕を開ける。

【メンバー】
デヴィッド・カヴァーデイル(ヴォーカル) / ダグ・アルドリッチ(ギター) / レブ・ビーチ(ギター) / マイケル・デヴィン(ベース) / ブライアン・ルーディ(キーボード) / ブライアン・ティシー(ドラムス)

 

カテゴリ : 予約 | タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2013年03月14日 12:57