エルマー・バーンスタインのダイナミックな人間ドラマ・スコア傑作『大いなる野望』

巨匠エルマー・バーンスタインといえば、『荒野の七人』『大脱走』に代表される豪快なアクション、『十戒』のようなスペクタクル、そして『アニマルハウス』『ゴーストバスターズ』のようなコメディのジャンルが人気だが、忘れてはならない、人間ドラマをまさしくドラマチックに盛り上げるバーンスタイン・サウンドの世界がある。

それは『楡の木陰の欲望』『真昼の欲情』『肉体のすきま風』『アラバマ物語』・・・そして遺作となった『エデンより彼方に』も、このカテゴリーに入るだろう。

そんなジャンルのサントラの傑作『大いなる野望』がイントラーダから発売。スケールの大きな舞台で繰り広げられる一族の愛憎劇すなわち集団劇は、まさにスペクタクルのテイストであり、ダイナミックなオーケストラ・サウンドがお好きな方にお薦めしたい。

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