スヌープ・ドッグが突然レゲエに!? 至極のドキュメンタリー映画

ヒップホップが最も暴力的だった時代、世界一暴力的なレーベルで活躍してたヒップホップ界のトップスターが、壮絶な過去と決別し、愛と平和を願い未来を切り開くため、ジャマイカへ旅に出る。劇的なロード・ムービーであると同時に、至極のドキュメンタリー映画が登場。

厳しい母に育てられた少年期、銃による襲撃事件での逮捕、トゥパック・シャクールの殺害事件、親友ネイト・ドッグの死…。40歳を迎え、人生を見つめなおすためジャマイカに向かったスヌープが見つけたものとは？　トップスターであり、ギャングスタであり、ラッパーであるスヌープの、友人としての顔、夫としての顔、父親としての顔、そして最後にたどりつく、ラスタファリとしての顔。これまでにないほどさまざまな角度から、人間スヌープに密着して、真の素顔を描き出している。
   

「映画を通して俺と一緒に旅をしてもらいたい。俺が何をしようが、俺に何が起きようが、ずっとついて来てくれたファンを残して、レゲエに飛びつくわけにはいかないから、ジャマイカで俺が考えたこと、経験したことを見て欲しい。その上で、俺の音楽を楽しんでもらえたらうれしいよ」──スヌープ・ライオン