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フォー・テット・プロデュース!ネナ・チェリー待望の新作

Neneh Cherry

ネナ・チェリーは、80年代ポストパンク期にはリップ・リグ・パニックやニューエイジ・ステッパーズのメンバーとしてスリッツやポップ・グループらと同時代に活躍、ソロ転向後に「Buffalo Stance」(ビルボード・ホット100第3位)や「Kisses on The Wind」(同8位)、ユッスー・ンドゥールとコラボした「7 Seconds」(全英3位、MTV・ヨーロッパ・ミュージック・アワード最優秀楽曲賞受賞)など、シングルを次々と各国のヒット・チャートへと送り込み、ソロ歌手として躍進しました。ワイルド・バンチやボム・ザ・ベース、初期のマッシヴ・アタックとも深い関わりを持ち、ブリストルやUKアーバンのシーン形成に多大な貢献を果たした重要人物のひとりでもあります。94年にはブリット・アウォードを「ベスト・シングル」「ベスト女性ボーカル」の2部門でダブル受賞、90年代半ばから末にかけては、エリック・クラプトン、ゴリラズ、トリッキー、マッシヴ・アタック、ピーター・ガブリエル、藤原ヒロシなどともコラボレーション、女性アーティストのシンボル的な存在として音楽だけでなくファッション&カルチャー・シーンをも巻き込んで世界的に人気を博しました。2000年代に入ってからは散発的なフィーチャリング仕事以外目立った活動はなく、潜伏状態を保っておりましたが、2012年にフリージャズ・トリオ<ザ・シング>とのコラボ・アルバム『チェリー・シング』(『ミュージック・マガジン』誌年間ベスト「ヨーロッパのロック」部門で1位を獲得)で突如復活、以降、精力的な活動を展開しています。

『ブランク・プロジェクト』は、1996年の3rd『マン』以来となるソロ作品(単独名義での通算第四作)。フォー・テットがプロデュースを担当、ロンドンのインプロ・デュオ<ロケットナンバーナイン>がバックを演奏したアルバムは、ポスト・パンクな自身のルーツをほのかに匂わせながら、ベース・ミュージックやジャズを消化した尖りまくりのオルタナティヴなクロスオーバー・サウンドにのせネナ流オリジナル・アーバンを披露。M-8「Out Of The Black」ではスウェーデンのポップ歌手ロビンをフィーチャリング。熟し深みを増した、しかしながら一聴して彼女のものとわかる特徴的な歌声、フォー・テットによる魔法の手とロケットナンバーナインの切っ先鋭いパフォーマンスの三つ巴による時空を越えた音のミラクル。ベース・ミュージックを中心としたUKクラブ・カルチャーのパイオニアとしての面目躍如、『ロウ・ライク・スシ』(彼女のデビュー・アルバム)に匹敵する圧倒的なパワーとソリッドなパンク精神を感じさせる傑作となりました。

 

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ソウル/R&B

掲載: 2014年02月04日 18:22