井上陽水の歴史的名盤『氷の世界』が40周年記念盤として甦る
日本初のミリオン・セラー、井上陽水『氷の世界』の発売40周年を記念し、当時の未発表テイクを加えサウンドも高音質（最新リマスター＆SHM-CD）となって、この歴史的名盤が蘇ります。また今作にはスペシャル映像として、昨年12月にNHKで放送され大きな反響を呼んだ『井上陽水 ドキュメント「氷の世界40年」』に未放映シーンを加えたDVDもパッケージ。『氷の世界』をトータルでお楽しみいただけます。
【収録曲】
01.あかずの踏切り
02.はじまり
03.帰れない二人
04.チエちゃん
05.氷の世界
06.白い一日
07.自己嫌悪
08.心もよう
09.待ちぼうけ
10.桜三月散歩道
11.Fun
12.小春おばさん
13.おやすみ
14.白い一日 [ Another take ] ・・・ボーナス・トラック
『氷の世界』とは？
井上陽水の3枚目のオリジナル・アルバムで、1973年12月1日にポリドール・レコードよりリリース。当時の日本人アーティストの作品としては珍しく、ロンドンでレコーディングされた。100週以上BEST10に留まるなどロングセールスを続け、発売から2年後の8月に日本レコード史上初のLP販売100万枚突破の金字塔を打ち立てた。また、オリコンのLPチャートでは5度も1位に返り咲くという記録を持っている。
1982年にCDが発売される前のミリオン・セラー・アルバム（オリコン集計）4作品のうちの一作品（その他は、松山千春『起承転結』・寺尾聰『Reflections』・YMO『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』）。先行シングルとしてアルバム制作中にリリースされた『心もよう』は、陽水にとって初のオリコンシングルチャートのトップ10入りとなった。レコードジャケットは楽屋でギターを奏でる陽水を写したもので、このギターは忌野清志郎の所蔵品であることを忌野本人が後日談として語っている。
