勇ましいサントラ名作、クレイグ・セイファン『スター・ファイター』サントラの拡張盤発売！

スコア・サントラ・ファン待望の名作が満を持しての拡張盤が、イントラーダから発売、それはクレイグ・セイファン音楽の1984年作品『スター・ファイター』！

奇抜なアイデアとジュブナイルならではの楽しさにあふれたSFスペクタクル。監督はニック・キャッスル。ジョン・カーペンターとは大学のクラスメイトであり、カーペンター作品でも『ハロウィン』でのマイケル・マイヤーズ役！や、『ニューヨーク1997』の共同脚本でも知られ、本人の監督としてのキャリアは、この『スター・ファイター』の大ヒットから始まり、2年後のラヴ・ファンタジー『ミリィ 少年は空を飛んだ』でも映画ファンの心をつかみ、この2作は特に、カルト的な支持を得ることとなった。

その２作ともが、実は今回、イントラーダからサントラ発売となった。

『スター・ファイター』の音楽を担当したのは、『がんばれ！ベアーズ特訓中』や『コルベット・サマー』なども担当し、この作品がセイファンにとっても名刺代わり的な代表作となった。

クレイグ・セイファンは、本格的な勇ましく明快なオーケストラ・スコアの『スター・ファイター』の他に、シンセ・スコアの傑作『バイオ・インフェルノ』も、先日拡張盤サントラがインベイダ・レーベルから発売になった。作風は様々だが、その真摯な姿勢がプログラム・ピクチャー的作品に華を添えているが、今回は、現在、入手可能なセイファン作品もピックアップ。

そして、キュートなラヴ・ファンタジーとなった『ミリィ　少年は空を飛んだ』は、80年代のファンタジー映画の中心のコンポーザーといえるブルース・ブロートンが担当。今までに、販売物としてリリースされたのは、サントラ・スコアをアルバム用に録音したものであった。過去に、プロモ盤でのみ存在していたサントラ音源が初販売となった。

今回を機に、こちらは正統派オーケストラ・スコアにこだわる名匠、ブルース・ブロートンも、現在入手可能な作品を。

80年代を牽引した代表的コンポーザー、クレイグ・セイファンとブルース・ブロートンの傑作をお楽しみのほど。