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レコード芸術7月号特選盤! 日下紗矢子&ベルリン・コンツェルトハウス室内管によるピアソラ&バルトーク

日下紗矢子のピアソラ&バルトーク


2013年に設立された、ベルリン発信の新しいレーベル、b-sharp。レーベル代表は、トーンマイスターのフィリップ・ネーデル。これまでに、ソニー・クラシカル、ドイツ・グラモフォン等の有名レーベルで録音を行い、アーノンクール、バレンボイム、バシュメット、マイスキー、アルゲリッチ等のCDを収録した名サウンド・エンジニアです。現在b-sharpは、伝統あるコンツェルトハウス管弦楽団を母体とする、2009年に設立されたこの若いアンサンブルを軸にアルバム制作を行っており、今回のピアソラ&バルトークが3作目となります。ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラの芸術監督は、日下紗矢子(ベルリン・コンツェルトハウス管第1コンサートマスター&読響兼任)。彼女のもと伝統を踏まえつつもフレッシュな新時代のアンサンブルとしてメキメキと成長を遂げています。
バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」は1939年の夏にわずか2週間で書き上げられた作品。交響的な響きを持ち、3楽章構成となっており、タイトルとは裏腹に、第2次世界大戦の直前であったためか、戦争の脅威を予感させ、高い技巧が要求される弦楽合奏は極めて厳粛な曲調となっています。「ルーマニア民族舞曲」はピアノ版が発表された後、オーケストラ版が作成されています。トランシルヴァニア地方の民謡を元に高揚感に満ちた作品です。いずれも、ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラは、バルトークの民族的な響きを巧みに表現し、密度の高いアンサンブルを鮮やかに披露しています。
クラシック音楽、アルゼンチンの民族音楽、ジャズを融合した「タンゴ・ヌエボ」を確立したピアソラ。アルゼンチン人の生活模様を描きだした「ブエノスアイレスの四季」はピアソラの代表作。様々な編曲版が存在しますが、ここではホセ・ブラガートによるピアノと弦楽オーケストラ版を使用しています。
(キングインターナショナル)

日下紗矢子(コンサートマスター)

日下紗矢子(ヴァイオリン)

兵庫県出身。東京芸術大学音楽高等学校、同大学で清水高師氏に師事し、2001年に首席で卒業。米・南メソディスト大学に留学し、エドゥアード・シュミーダー氏のもとで研鑽を積む。2006年からは文化庁派遣芸術在外研修員としてフライブルク音楽大学に留学。ライナー・クスマウル氏のもとで学ぶ。パガニーニ国際コンクール第2位、日本音楽コンクール第1位を受賞。シベリウス国際コンクールでは第3位を獲得。2002年のルドルフォ・リピツァー賞コンクールでは第1位に輝く。2008年からベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして活躍。2008年度出光音楽賞受賞、2013年から読売日本交響楽団コンサートマスターも兼任。使用楽器は1822年製ジョヴァンニ・フランチェスコ・プレッセンダ。

<ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ>
2015年日本公演7月14日~7月21日予定

【収録曲目】
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント、ルーマニア民族舞曲

【演奏】
ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
日下紗矢子(コンサートマスター)

【録音】
2013年9月19日(バルトーク)、2014年2月20日(ピアソラ)
ベルリン・コンツェルトハウス

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年03月26日 13:30

更新: 2015年06月19日 20:00