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現代音楽入門にもおすすめ~グラス:交響曲第10番

グラス:交響曲第10番

デニス・ラッセル・デイヴィスがフランス国立青少年オーケストラの芸術監督就任30年を記念してグラスに交響曲の委嘱をしたとき、彼は第9番を書き上げているときだったといいます。伝説の「9番の呪い」を気にしたグラスは、念のため9番を初演する1月前に、第10番の仕上げを行っています。
今回の交響曲は、青少年オーケストラという特異な団体への作品という事で、グラスが交響曲で培ってきた「未知への挑戦」というより、これまでの『グラスへの回帰』が行われており~とは言え、難解な技巧の表現ではなく、過去の交響曲や映画作品の一部が登場する、いうなればグラス作品の基本を押さえた作り~拒否反応の出やすい現代音楽への優しい誘いが打ち出されているのが特徴と言えます。
2012年8月9日に委嘱をしたデニス・ラッセル・デイヴィス&フランス国立青少年オーケストラにより初演。翌年7月には英プロムスでも演奏、話題となり音源化が待たれていました。
(タワーレコード)

【収録内容】
フィリップ・グラス(1937年1月31日~):
・交響曲第10番
【演奏】
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年07月02日 15:27