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ソフロニツキー~スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集(2枚組)

ソフロニツキー~スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集(2枚組)

Profilより作曲者歿後100年の2015年に、スクリャービンのピアノ・ソナタ「全集」が登場。ネイガウスの第1番、リヒテルの第7番をのぞいて、すべてスクリャービンの娘婿ソフロニツキーの弾くライヴ演奏で構成されたアルバムです。
ショパンの孫弟子アレクサンデル・ミハウォフスキに師事したソフロニツキーは、ショパン弾きとしても名高く、スクリャービン本人に薫陶を受ける機会がなかったものの、ショパンにも通じる詩情豊かなニュアンスと独特のソフトなタッチがスクリャービンのピアノ演奏を思わせたのでしょう。未亡人からも認められたほどで、スクリャービン演奏では別格というべき存在でした。
さらに、ソフロニツキーによる第1番(葬送行進曲のみ)と第2番、リヒテルによる第7番のライヴ演奏は、スクリャービン博物館でおこなわれており、作曲者自身のピアノを使用している点でも興味の尽きないところ。1912年ベヒシュタイン製のこの歴史的ピアノは、スクリャービンが第8番以降の3曲を作曲した楽器で、ラフマニノフ、ホロヴィッツ、ユージナ、プレトニョフなど現在に至るまで錚錚たる顔触れが弾いていることでも知られます。(キングインターナショナル)

ヴラディーミル・ソフロニツキー(1901年4月25日~1961年8月26日)

『スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集』
【収録内容】
<CD1>
・ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.6より葬送行進曲
 [録音:1958年 モスクワ、スクリャービン博物館(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 op.19「幻想ソナタ」
 [録音:1960年7月12日 モスクワ、スクリャービン博物館(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 op.23
 [録音:1958年9月12日 モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 op.30
 [録音:1960年5月13日 モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第5番 op.53
 [録音:1958年6月8日 モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)]
〈ボーナス〉
・ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.6 *
 [録音:1951年11月10日 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)]
<CD2>
・ピアノ・ソナタ第5番 op.53
 [録音:1955年1月4日 モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第6番 op.62
 [録音:1961年1月7日 モスクワ、スクリャービン博物館(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第7番 op.64「白ミサ」 ※
 [録音:1964年7月13日 ベルリン・コーミッシェ・オーパー(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第8番 op.66
 [録音:1958年6月8日 モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第9番 op.68「黒ミサ」
 [録音:1958年9月12日 モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)]
・ピアノ・ソナタ第10番 op.70
 [録音:1960年2月2日 モスクワ音楽院小ホール(ライヴ)]
〈ボーナス〉
・幻想曲ロ短調 op.28
 [録音:1959年4月24日 モスクワ(セッション)]
【演奏】
ヴラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ) *
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ) ※

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年07月08日 18:34