ペルト：アガトン師(神父)、ソロ・ソプラノ＆チェロ8本版、初録音！

現代を代表する作曲家アルヴォ・ペルトが2004年に書き上げた“アガトン師(神父)”。ソロ・ソプラノ＆チェロ8本版は、2008年にはデンマークのレオニー・ソニング音楽賞・授賞式でも演奏された事が知られていますが、なぜか音源の発売がありませんでした。
(オーケストラ＆合唱Verは、ECM：4764825で発売中)
“ラベ・アガトン(アガトン師、アガトン神父とも呼ばれます) L'Abbé Agathon”は元々ソプラノ・ソロと8本のチェロによる作品で、ティンティナブリ様式に彩られたチェロ・パートに、澄んだソプラノの歌声が重なってゆく、ペルトならではの作品。静かな作品ながら、その存在感は素晴らしいものと言えます。特に今回の版はその骨組みが見通せるもので、ペルトの音が持つ美しさを際立たせたものと言っても過言ではありません。
カップリングにはサン＝サーンスの隠れ名品“：クリスマス・オラトリオ”を収録しています。

レオニー・ソニング音楽賞とは～
デンマークの編集者カール・ヨハン・ソニングの未亡人によって1959年に設けられ、以来、音楽的に著しい成果を上げた人物が選ばれて毎年授与されています。
過去にはストラヴィンスキーをはじめメシアン、ブーレーズ、バーンスタインといった作曲家、ブレンデル、クレーメル、ランパル、ロストロポーヴィチなどの演奏家、JAZZでもマイルス・デイヴィスやキース・ジャレットなど錚々たる顔ぶれが受賞しています。
(タワーレコード)

※Sheva Collectionはレーベル・オフィシャルのCD-R盤（DVD-R盤）となります。

※DVDはPAL方式のため、DVD再生が可能なPC(専用のソフトが必要です)や、マルチシステム対応のの再生機器のみで試聴可能です。予めご了承ください。

【収録曲】
ペルト：アガトン師(ソロ・ソプラノ＆チェロ8本版 世界初録音)
サン＝サーンス:クリスマス・オラトリオOp.12
【演奏】
ロベルト・モリネッリ(ディレクター)
アンナ・マリア・キウリ(メゾ・ソプラノ)
ボローニャ・チェロ・プロジェクト
デッレ・マルケ室内管弦楽団、他
【録音】
2010年5月7日(アガトン師)
2008年11月(クリスマス・オラトリオ)