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Alvo Part(アルヴォ・ペルト)『Alina』

静寂の次に最も美しい音”を標榜するECMを体現する音世界


1935年エストニア生まれの作曲家。ルネサンス音楽、バッハ以前の古楽を研究しティンティナブリ様式と名付けた作曲技法を確立。2014年には高松宮殿下記念世界文化賞「音楽部門賞」受賞。
そんなペルトの作品の中で最も音数が少なく静かな作品を本作に収録している。“鏡の中の鏡”を3曲(ピアノとヴァイオリンバージョンを2曲、ピアノとチェロバージョンを1曲)“アリーナのために”(クロード・ミレール監督の『リリィ』で使用されている)を2曲交互に配置。つまり2曲のみで構成されている。ただ上昇下降していくヴァイオリンの旋律、ピアノの三和音から生まれる極限まで削ぎ落とされた音の世界。これだけの最小限の音である種の衝撃と感動を感じさせてくれる音楽は他には思い当たらない。

タグ : [anoto]

掲載: 2022年12月09日 19:00