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イタリアのシンフォニック・デス・メタル絶対君主フレッシュゴッド・アポカリプス

Fleshgod Apocalypse

 

2007年にイタリアのペルージャで結成されたフレッシュゴッド・アポカリプスは、エクストリームなメタル・サウンドと荘厳なオーケストレーション、ドラマチックな曲展開によって、彼らは急激にヨーロッパのメタル・シーンでの支持を確立。ヨーロッパ最大のメタル系レーベル『ニュークリア・ブラスト』とも契約し、デス・メタルからメロディック・スピード・メタル、ネオ・クラシカル・メタルなどさまざまなサブジャンルを網羅したサウンドで熱狂的に支持されている。

ライヴ・バンドとしても高い評価を得てきた彼らはドイツ『ヴァッケン・オープン・エアー』やイギリス『ブラッドストック』フェスティバルに出演。2014年4月~5月にはザ・ブラック・ダリア・マーダーのオープニング・アクトとして初来日を実現させ、早くも2015年6月にはヘッドライナーとして再来日するなど、日本のシーンにもしっかり根を下ろしている。

第4作となる最新作『キング』はさらにブルータルに、さらにドラマチックになった大作だ。エクストリームなリフからネオ・クラシカルなリードまでをこなすクリスティアノ・トリオンフェラのギター、デス・ヴォイスのトマソ・リカルディとクリーン・トーンのパオロ・ロッシによる緩急をつけたヴォーカルの応酬はフランチェスコ・フェリーニのピアノとオーケストレーションを得て、崇高なる轟音のクライマックスへと達する。

さらに準メンバーとして貢献してきたヴェロニカ・ボルダッチーニのオペラチックな女声ヴォーカルがさらに大胆にフィーチュアされており、「ザ・フール」「シフィリス」を新たな次元へと導く。ゲーテの詩「和解」に曲をつけ、彼女がピアノのみをバックに歌い上げる「パラムール(情熱は苦悩をもたらす)」もまた、アルバムに新たなる深みをもたらしていると言えるだろう。

アルバムのミックスはアーチ・エネミー、アット・ザ・ゲイツ、アモン・アマースらを手がけてきたイェンス・ボグレンが担当。ラウドなメタル・サウンドと荘厳なオーケストレーションがせめぎ合うサウンドを見事に捉えている。テスタメント、ソウルフライ、ヘイトブリード、SIGHなどの作品で知られるエリラン・カントールによる、国王の肖像画をイメージした重厚なアートワークも、『キング』を“高貴なるメタル・アルバム”たらしめるものだ。

 

 

 

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2016年01月25日 16:45