2016年を代表する新世代ソウル・ディーヴァ＝タヒラー・メモリー登場

オレゴン州・ポートランド生まれのシンガー・ソングライター＝タヒラー・メモリー。気ままで愛に溢れた母とジャズ・トランペッターの父のもとで様々な音に囲まれ育った彼女は、自身の音楽への傾倒を幼少期のごく早い段階で自覚したと話す。小学生の頃には学校が終わると誰もいない広間を探して大声で歌を歌い、また自宅ではR＆Bシンガーのレコードを繰り返し聴きながら、彼らが口にする音をひとつ残らず真似して歌うことに夢中になったという。そうして彼女はいつしか「大きなステージで歌えるシンガーになりたい」という夢を抱くようになり、その夢を叶えるために音楽理論を学び、オリジナル曲の制作をはじめた。

彼女は現在、本作『Pride』の共同プロデューサーであり、2015年の音楽シーンにおける一大トピックとなった新星ジャロッド・ローソンのバック・ヴォーカリストとしてツアーに飛び回っている。またこれまでにも、エスペランサ・スポルディングやクリストファー・ブラウンなど数々の一流ミュージシャンたちと共演し、実力を磨いてきた。

センスと技術を兼ね備えたタヒラーが満を持してリリースしたデビュー・アルバム『Pride』は、UKのラジオを発端としてヨーロッパのミュージック・ラヴァーたちの間では既に大きな話題となっている。「2016年のソウル・シーンを代表する一枚」との呼び声高い大注目盤、新たな歌姫の誕生を見逃すな。