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1965年、伝説のスラブ歌劇来日公演“ボリス”と“イーゴリ公”が遂に陽の目をみる!

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戦後、日本のオペラ受容はイタリア歌劇団の与えた感動が伝説となっていますが、それと同等な衝撃を与えたのが1965年の「スラブ・オペラ」。名のみ聞いていた「ボリス・ゴドゥノフ」や「イーゴリ公」を本場の骨太な演奏で披露、日本の音楽ファンにロシア・オペラの魅力を知らしめました。その語り草となっていた公演がCDとして日の目を見ます。日本の聴衆を金縛りにかけた演奏が、半世紀を経てふたたび体験できます。
(キングインターナショナル)

日本の聴衆を釘づけにした「ボリス」がステレオ録音で日の目を見る!
ムソルグスキーの歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」は1919年に露西亜大歌劇が本邦初演を行いましたが、言葉の問題などもありなかなか上演されることもありませんでした。それゆえ1965年9月のスラブ歌劇による上演は、日本の音楽ファンにとり一大イベントでした。
シャリャーピンの再来と言われたチャンガロヴィチがボリスを演じ、意に染まぬまま皇帝となり、属国ポーランドの作略で皇帝の座を奪われ死んでいく姿を示し、聴衆に大きな感銘を与えました。
リムスキー=コルサコフ編1906年版による演奏で、原典版の斬新さはないものの、流麗に響くオーケストラが美しく、マタチッチとNHK交響楽団が充実した力演を繰り広げるのも魅力。ザグレブ国立歌劇場合唱団の魅力も特筆で、民衆の声の威力を納得させてくれます。
今から半世紀も前に、かくも凄い公演が日本で行われていたのと言葉を失う記録の登場です。日本語帯・解説、歌詞大意付。
(キングインターナショナル)

【収録曲目】
ムソルグスキー
歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲
【演奏】
ボリス・ゴドゥノフ:ミロスラヴ・チャンガロヴィチ(バス)
クセニヤ:ミルカ・クラリッチ(ソプラノ)
ピーメン:ニコラ・ギュゼレフ(バス)
グリゴーリ:リュボミール・ボドゥロフ(テノール)
ワルラーム:ラドゥコ・コロシェッツ(バス)
聖愚者:イーヴィツァ・キシュ(テノール)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
NHK交響楽団
ザグレブ国立歌劇場合唱団
【収録】
1965年9月4日、東京文化会館、ライヴ、ステレオ録音

超感動、「イーゴリ公」本邦初演時の録音が日の目を見た
「ポロヴェッツ人(だったん人)の踊り」で知られるボロディンのオペラ「イーゴリ公」の記念すべき本邦初演時の演奏。1965年9月16日のスラブ歌劇団の公演で、NHK 交響楽団が伴奏を務めています。
もともと「イーゴリ公」は未完のまま残されていたものを、リムスキー=コルサコフとグラズノフが補筆完成させました。この公演では、事実上グラズノフの作曲した序曲と第3幕をカットし、ボロディンのオリジナルとリムスキー=コルサコフがオーケストレーシンだけ携わった部分のみを演奏しています。
スラブといってもロシア人ではなく、クロアチアの歌手陣によるため、力強さだけでなく明るい声質が魅力。シャリャーピンの再来といわれたチャンガロヴィチがここでは豪快なコンチャーク汗を演じています。ホルヴァートの指揮も充実感満点で、「ポロヴェッツ人(だったん人)の踊り」はしみじみと感動的です。日本語帯・解説、歌詞大意付。
(キングインターナショナル)

【収録曲目】
ボロディン
歌劇「イーゴリ公」(全曲)
【演奏】
イーゴリ公:トミスラヴ・ネラリッチ(バス)
ヤロスラーヴナ:ユリア・ヴィーナー(ソプラノ)
ウラジーミル皇子:ルドルフ・フランツル(テノール)
コンチャーク汗:ミロスラヴ・チャンガロヴィチ(バス)
コンチャコーヴナ:ルージャ・ポスピシュ(メゾソプラノ)
オヴルール:ピエロ・フィリッピ(テノール)
スクラー:グレゴール・ラーデヴ(バス)
エローシカ:フラーニョ・パウリック(バス)ほか
ミラン・ホルヴァート(指揮)
NHK交響楽団
ザグレブ国立歌劇場合唱団
【収録】
1965年9月16日、東京文化会館、ライヴ、モノラル録音

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年09月10日 19:33