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あの完売伝説を生んだ大ヒット名盤が遂に復活!『ザ・ロンドン・トランペット・サウンド』

ロンドントランペット

ロンドン・トランペット・サウンドVol.1(CACD 0113)&Vol.2(CACD 0114)の中から選りすぐりの録音を1枚にまとめた入手困難の名盤がついに復活!ジョン・ウォーレスやロッド・フランクス、ポール・アーチボールト、モーリス・マーフィー、ジョン・ウェブスターなど世界を代表する28人の名トランぺッターたちの豪華共演が再び注目を集めます!(東京エムプラス)

【収録曲目】
プリマ:シング・シング・シング
ガーナー:ミスティ
ヤナーチェク:シンフォニエッタより「ファンファーレ」
アーバン:ヴェニスの謝肉祭
クラーク:デンマーク王子の行進曲
モーツァルト:トルコ行進曲
ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲
ロドリーゴ:恋のアランフェス
ヘンデル:王宮の花火の音楽
カーレル&クレイトン:アメイジング・グレイス
コープランド:バレエ音楽“ロデオ”より「ホウダウン」
レノン&マッカートニー:ペニー・レイン
カリージョ:クチナシの花をふたつ
サンドバル:マンボ・カリエンテロ
【演奏】
ジェフリー・サイモン(指揮)
28人のロンドンのトランペット奏者
【録音】

『旧約聖書』の冒頭にある創世記には、「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に生命の息を吹き入れられた」という有名な件があります。その影響なのか、キリスト教徒である西洋人には、息を吹き込んで音を出す管楽器をある種、特別視するようなところが見受けられます。たとえば金管楽器の雄であるトロンボーンを「神の楽器」と呼び、一方の雄であるトランペットを「王の楽器」と称するといった具合に。
トランペットは文化の歴史と同じくらい古い楽器で、すでに王朝時代のエジプトにはトランペットの軍楽隊があったとされます。楽器の進化も長い時間をかけて行なわれ、そのほとんどは音域の拡大と、音を正確に当てられるようにする(的中!)ための工夫に費やされました。見た目がそっくりで、よく高音域用トランペットと間違われるコルネットは、実は別種の楽器で、ピストンを取り入れたのが早かったため、現在のトランペットの構造の方がコルネットに似せて作られたという経緯があります。
現代のブラスバンドで一般的に使われているのはB♭管ですが、すべての調の楽器が存在して製作されてきたといっても過言ではありません。オーケストラではB♭管の他にも、C管、A管、D管などが通常もちいられています。しかも、コルネットを含めて、すべての楽器を一人の奏者が持ち替えで演奏するため、一曲の作品の中で様々な音色・音域を吹き鳴らすことが可能となるのです。
2003年に、このCalaレーベルのCDがリリースされたとき、吹奏楽ファンの間に口コミで評判が伝わり、たちまちレコード店の棚は空っぽ。日本中どこのお店へ行っても手に入れられないという伝説を生んだ大ヒット盤となりました。トランペットのオーケストラだなんて大袈裟な、と考えていらっしゃる音楽ファンにこそ是非お聴きいただきたい一枚です。あまりの演奏の達者ぶりに笑わせてしまったらゴメンなさい。
(タワーレコード)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年10月22日 00:00