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リロイ・ハトソン(Leroy Hutson)未発表音源収録ベスト『Anthology 1972-1984』

Leroy Hutson

70年代のニューソウル・ムーブメントの一翼を担った伝説的ソウル・シンガー、リロイ・ハトソンのベスト盤がリリース!

ニューソウル・ファンの間では知らぬ者はいない伝説的シンガー/プロデューサー、リロイ・ハトソンのベスト盤『アンソロジー 1972-1984』が<ACID JAZZ>よりリリース!本作には彼の<Curtom>でのキャリアを総集し、さらに2曲の未発表音源が追加収録されている。

リロイ・ハトソンは米ニュージャージー州のニューアーク、つまりは史上最高のソウルのグループ、なかでもパーラメンツとマンハッタンズを生んだ世界の一角で生まれ育った。ソウル・ミュージックの虜となったリロイは地元のカルテット、The Nu-Tonesに加入し、そこで歌手としての才能を目覚めさせた。その後ハトソンはワシントンDCでの大学に進学、そこで才能に溢れる女性ソウル/R&Bシンガー、カーラ・トーマスや将来のコラボレーターとなるダニー・ハサウェイとの交流を深めてゆく。ハトソンはハサウェイとともに、カーティス・メイフィールドの後見のもと、彼のレーベル<Curtom>にて小さな成功を積み重ねていった。やがて多くのシンガーやソングライター、プレイヤーたちの中心人物となってゆき、ミリオンセラーとなりハサウェイのキャリアを決定づけた名作「The Ghetto」を共作することとなる。

1971年、自身のソロのキャリアに専念するためにメイフィールドがインプレッションズから脱退すると、ハトソンはその代理をつとめた。彼が実際にグループに在籍した期間は比較的短かったが、その変移はとても自然なものであった。その後ハトソンは初のソロ作品となる『ラブ・オー・ラブ』を発表し、ビルボード・チャート入りを果たす。ニュー・ソウル・ムーブメントの後押しもあり、多くの刺激的なシングルが発表された。ハトソンは1973年から1979年の間に合計7枚のアルバムを<Curtom>より発表。すべての作品はその素晴らしい遺産として、今なおソウル愛好家の間で親しまれ、敬意を表されており、80年代すべてのミュージシャンに語られずとも多くの影響をあたえてきた。

今回<ACID JAZZ>より発売される本作はハトソンの<Curtom>時代の厳選された名曲集に2曲の未発表曲を加え、すべての収録曲をより良い音質で楽しめるようあらゆる工夫がなされている。

 

タグ : ソウル/R&B リイシュー

掲載: 2017年10月02日 13:16