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ピンク・フロイド(Pink Floyd)『狂気(The Dark Side Of The Moon)』をストーナー/ドゥーム・カヴァーしたプロジェクト『Doom Side Of The Moon』

Doom Side Of The Moon

全世界で2億5千万枚を超えるセールスを記録し、時代を超越した芸術的ロックとして全ての音楽シーンに多大なる影響を与える最重要バンド、ピンク・フロイド。1967年にアルバム『夜明けの口笛吹き(原題: THE PIPER AT THE GATES OF DAWN)』でデビューしてから、50年という記念すべきアニバーサリー・イヤーを迎える2017年。彼らの作品の紙ジャケット・シリーズが発売されるなどさまざまな記念タイトルがリリースされる中、異色中の異色とも言える作品が登場する…。その名も、『DOOM SIDE OF THE MOON』だ!

1973年にピンク・フロイドが発表した一大コンセプト・アルバム『狂気(原題: DARK SIDE OF THE MOON)』は、バンド史上初となる全米チャート1位を記録し、このアルバムだけで全世界で5,000万枚の売上を記録する、音楽史にとって非常に重要な作品といえる名盤中の名盤だ。プリズムをモチーフとしたその印象的なジャケットはもちろんのこと、そのサウンド自体も圧巻の世界観を持つこの作品を、なんとメタルというスタイルで全曲カヴァーするというトリビュート・アルバムが今ここに誕生するのだ。

このプロジェクト、その名もDOOM SIDE OF THE MOONの首謀者は、ヴィンテージ感溢れるクラシック・メタルを現代に蘇らせる、テキサスが生んだ若き獅子、THE SWORDのギタリストであるカイル・シャット。彼の指揮のもと今回のプロジェクトのために集まったのは、同じくTHE SWORDのベーシスト、ブライアン・リッチーとドラムのサンティアゴ・ヴェラ三世に加え、BROWNOUTのアレックス・マレロ(vo)、BLACK JOE LEWISのジェイソン・フレイ(sax)、CROY & THE BOYSのジョー・コルネッティ(key)といった面々。エンジニア/ミキサーにはTHE WHITE STRIPESなどを手掛けるスチュアート・サイクスを迎えて制作されている。

深遠なる狂喜の世界を音で表現したこの名盤を、メタリカからメタルの未来を託されたこの若き獅子が、伝説に最大の敬意を表しながらアルバムの世界観を再構築したこの異色のトリビュート・アルバム。DOOM SIDE OF THE MOONのオフィシャル・サイトでは既に購入可能となっているこのアルバムが、いよいよこの12月に世界流通されることとなるのだ。『狂気』というアルバムに宿るドゥーム・サイドを強調したこの作品は、フロイド・ファンはもちろんのこと、全てのロック・ファンに是非体験してほしいサウンドが溢れている。

首謀者であるカイル・シャットは今作に関してこうコメントしている:
「最初は、単純にヘヴィ・ヴァージョンの「Time」を聴いてみたかったっていう所から始まったんだ。そこで、どうせならアルバム全部をカヴァーしてみたらどうだ?ってことになった。しばらくコンセプトを練り上げている間に、まず「Money」のアレンジが徐々に固まってきた、そこで、ちゃんとしたメンバーさえ集められればちゃんと作品として完成させられる、と考えたのさ。誰かの伝説的作品をいじりまわすっていうのは確かに奇妙な感覚だったけど、とにかくこのプロジェクトを、最も偉大なるロック・バンドを賞賛するものにしたかったんだ」