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ザ・デッド・デイジーズ(The Dead Daisies)、4枚目のスタジオ・アルバム

The Dead Daisies

ザ・デッド・デイジーズが結成されたのは2012年のこと。オーストラリアでミュージシャンとして活動する一方で、投資会社のCEOを務めるなど、ビジネスマンとしての顔を持つデイヴィッド・ローウィー(g)が、同じくオーストラリアの人気バンドのノイズワークスのシンガーで、マイケル・ハッチェンスの後任としてインエクセスのツアーに参加したことがあったジョン・スティーヴンス(vo)と一緒にバンドをやらないかと声を掛けたことに端を発する。2人はLAでセッション・ミュージシャンを迎えてアルバム『ザ・デッド・デイジーズ』(2013年)を制作すると、ガンズ・アンド・ローゼズのリチャード・フォータス(g)とディジー・リード(key)とフランク・フェラー(ds)、マルコ・メンドーサ(b)といったメンバーを起用してツアーを開始。その後、2015年にヴォーカルがジョン・スティーヴンスから元モトリー・クルーのジョン・コラビ、ドラマーがホワイトスネイクなどでプレイしていたブライアン・ティッシー(ds)に交替して、キューバでのライヴなどを行なった後、バンドは2ndアルバムの『レヴォリューション』(2015年)をリリースする。
 
さらに2016年に脱退したリチャードとディジーに替わって、元ホワイトスネイクのダグ・アルドリッチ(g)を迎え、キーボード無しの5人編成となったバンドは、3rdアルバムの『メイク・サム・ノイズ』(2016年)を発表。『LOUD PARK 16』で初来日公演を実現させた彼らは、2016年のUKとヨーロッパ・ツアーの様子を収めたライヴ・アルバム『ライヴ・アンド・ラウダー』(2017年)をリリースした後、2017年7月に単独での来日公演を実現。パワフルでノリのいい演奏、和やかなMCなど、これぞライヴ・バンドと呼べるパフォーマンスで観客を魅了した彼らだが、その後、ブライアンが別のプロジェクトに専念するためにバンドを脱退。新たにダグとレヴォリューション・セインツで一緒にプレイしている元ジャーニーのディーン・カストロノヴォ(ds)を迎えた彼らが新体制で制作したのが4作目のアルバム『バーン・イット・ダウン』である。
 
ブルースをベースにした60~70年代風味漂うハード・ロック・ナンバーが並んだこの作品は、前作よりサウンドがハードでかつパワフルになっており、ライヴ感に溢れた演奏が魅力。ヴォーカル・メロディの充実ぶりも聴きどころの1つで、ジョンのエモーショナルな歌や楽器隊のエキサイティングなプレイにも円熟味を感じさせる。

今作ではビートルズの「レヴォリューション」のカヴァーも収録されており、バンドのナチュラルな進化が見事に反映された最高傑作が完成したと言える。

ザ・デッド・デイジーズ、ライヴ・アルバム『ライヴ&ラウダー』をリリース>>>

 

単独来日ツアーの様子が一冊に詰まった写真集の取り扱いを開始!

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2018年01月23日 12:59