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オフェリー・ガイヤールの最新録音盤『R.シュトラウス:チェロのための作品全集』

ガイヤール

ガイヤール最新盤!見事なアンサンブルに圧倒されるR.シュトラウス作品集!

フランスの人気チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。センシティヴで親しみやすい表情の演奏で、ファンを魅了し続けています。彼女の新譜は、R.シュトラウスによるチェロのための作品全集。古楽アンサンブルで通奏低音奏者として、さらにソロ・室内楽でも活躍しているガイヤールが奏でる、オーケストラとアンサンブルの魔術師R.シュトラウス作品集、期待大です!

ガイヤールは、実はR.シュトラウス(の作品)とは、長年恋におちることができなかったといいます。歴史(ナチとの関係)に関するものも原因だったといいます。自らの腕の中にR. シュトラウスの音楽を感じながら、常に何かひっかかるものがあったそうで、彼の作品に取り組むようになったのは20歳を過ぎてからだったといいます。「ばらの騎士」や「アラベラ」などによって、シュトラウスの音楽の催眠術的な力、魅惑的で抒情的な世界の魅力を知るようになっていきます。

「ドン・キホーテ」でチェロは、誇り高き遍歴騎士ドン・キホーテを、そしてヴァイオリンはドゥルシネラ姫を、そしてヴィオラはドン・キホーテの従者サンチョ・パンサをあらわしています。姫君を演じるのは、第15回チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で第3位に輝き、その演奏と美貌で話題となったアレクサンドラ・コヌノヴァ。サンチョ・パンサは、オルフェウス室内管のメンバーで、METでも活躍しているヴィオラのドヴ・シェインドリンによって演じられます。ドン・キホーテの人物像は、英雄の生涯の主人公よりも野心家に描かれており、最後の彼の死の描き方は、セルバンテスを超えている、とガイヤールは述べています。R.シュトラウスの管弦楽書法の巧みさと、独奏楽器の描き分けの見事さ、語り口の巧さがつまった名曲を、ガイヤールと他のメンバーが展開する親密な対話とともにお楽しみいただけます。
チェロ・ソナタはR.シュトラウスが19歳の時に書かれたもので、いきいきとした表情、そしてチェロとピアノがまるでオーケストラのような豊かな色彩でアンサンブルを繰り広げます。
ロマンスは牧歌的な雰囲気ですが、湧き上がってくる旋律を一気に書き上げたといいます。
「あした」のチェロとピアノ、声楽版はいわば本作の初版。後にオーケストラ編曲され、ソロはヴァイオリンによって奏されます。ここでは、チェロが奏でるメロディの繊細さと、ドイツ語の詩の韻律の美しさが見事に融け合っています。
(キングインターナショナル)

『R.シュトラウス:チェロのための作品全集』

【曲目】
R.シュトラウス:
1.チェロ・ソナタ Op.6 ヘ長調
2.ロマンス ヘ長調 Op.13
3.ドン・キホーテ(騎士的な性格の一つの主題による幻想的変奏曲)Op.35
4.「あした」~4つの歌 Op.27(作曲者によるチェロ、ピアノとソプラノのための編曲版)より
【演奏】
オフェリー・ガイヤール(チェロ)

アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン)[3]
ドヴ・シェインドリン(ヴィオラ)[3]
ジュリアン・マスモンデ(指揮)[2,3]
チェコ国立交響楽団[2,3]
ヴァシリス・ヴァルヴァレソス(ピアノ)[1,4]
ベアトリス・ウリア・モンゾン(メゾ・ソプラノ)[4]

【録音】
2017年7月12-15日、チェコ国立交響楽団スタジオ(プラハ)
2018年1月22-23&31日、パリ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年03月13日 00:00