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17世紀フランスの作曲家ミシェル・ランベール“ルソン・ド・テネブル(水曜、木曜、聖金曜日のための)第1巻”世界初録音!(2枚組)


[harmonia mundi 公式チャンネルより]

ルソン・ド・テネブル(暗闇の朗読、の意)は、キリスト教で、受難の聖金曜日をはさむ聖木曜日から聖土曜日の3日間の、原則として明け方におこなわれる礼拝のこと。各日とも、エレミアの哀歌に基づくテキストの3つの朗読(ルソン)を含みます。暗闇を意味する「テネブル」という語は、この礼拝で、朗読を進めるにつれ、ロウソクが一本ずつ消されてゆくことに由来しています。キリスト教にとってとりわけ重要な受難を思う礼拝というだけあり、付随する音楽も非常に重要視されています。ルイ14世(太陽王)(1638-1715)の時代に多く作曲され、ルソン・ド・テネブルは、社会的イベントのひとつにまでなりました。

ミシェル・ランベール(c.1610-1696) はフランスの作曲家、歌手、そして歌唱教師でありました。「パリで最高の歌唱教師」とされ、国王付きソリストも務めたと考えられる記録も残っています。エール集を20巻ほど出版したという記録がありますが、ほとんどが失われていますがそれでもなお300曲ほどの手稿譜、および筆写譜が残されています。宗教作品は数多くありませんが、このたびランベール自身も演奏したであろう、ルソン・ド・テネブルが世界初録音で日の目を見ることになりました。ランベールの「ルソン・ド・テネブル」はフランスで初めてのものとも考えられ、そうした意味でも貴重な録音の登場といえるでしょう。
(キングインターナショナル)

『ミシェル・ランベール:ルソン・ド・テネブル(水曜、木曜、聖金曜日のための)第1巻(世界初録音)』
【曲目】
ミシェル・ランベール(c.1610-1696):ルソン・ド・テネブル第1巻(1662-63)
ニコラ・ホットマン(av.1613-1663):アルマンド、クーラント
エヌモンド・ゴーティエ(1575?-1651):メザンゴーのトンボー
【演奏】
マルク・モイヨン(バス・タイユ(バス=バリトン))
ミリアム・リニョル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ティボー・ルーセル(テオルボ)
マルアン・マンカル=ベニス(チェンバロ、オルガン)
【録音】
2017年5月11-15日

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年05月14日 00:00