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インターポール(Interpol)、最新アルバム『Marauder』のリリースが決定

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2018年06月12日 17:14

Interpol

photo by Jamie James Medina

 

2000年代のニューヨーク・ロック黄金時代を牽引したカリスマ・バンド、インターポール。2002年に『Turn on the Bright Lights』で鮮烈なデビューを飾ると、数々の名作を世に出しながら成長を続け、00年代ポスト・パンク・リバイバル・ムーヴメントの旗手としてシーンに登場してから現在まで、世界各地で圧倒的な人気を誇る彼らからついに待望の 最新アルバム『Marauder』が到着!

バンドが今作にかけた熱量の大きさは、レコーディング初期の逸話からも伺える。2017年、ポール・バンクス、ダニエル・ケスラー、サム・フォガリーノが、マンハッタンにあるヤー・ヤー・ヤーズのリハーサル・スペースで新作の制作に取り掛かっていた。まだ初期段階だったのにも関わらず、彼らは『Marauder』がすでにモンスター級の衝撃作になることを予感していたという。サムがキックドラムを破壊してしまったというエピソードもセッションの猛烈さを物語っている。そして、そのあまりにも大きな熱量と大音量から、近隣の住民は警察に通報、警察の手によりバンドは、練習会場から追い出されてしまった。

昨年バンドは『Turn on the Bright Lights』を再現した15周年記念ツアーの大成功を収めた。それを目の当たりにしたファンがその余韻に浸ったりしている間、メンバーは静かに(もとい大音量で)、単なるカルチャーと時代の一欠片にならないような強力な最新アルバムの制作に励んできた。その結果こそが本作『Marauder』である。また特筆すべき点として、本作では2007年の『Our Love to Admire』以来初めて、プロデューサーを起用。マーキュリー・レヴのメンバーでもあり、フレーミング・リップス、MGMT、スプーン、モグワイなど、数多の超一流バンドを手がけて来たことで知られるデイヴ・フリッドマンが迎えられた。さらにリードボーカルのポールが、今回初めてベーシストとしても活躍している。

アルバムのアートワークに写っているのは、司法長官エリオット・リチャードソンである。ニクソン大統領は、疑惑が高まっていたウォーターゲート事件の捜査を進めていた特別検察官アーチボルド・コックスを解任するようリチャードソンに命じたが、彼はこの命令を拒絶し辞職した。絶縁され孤立した佇まいで写るリチャードソンは、無機質な部屋で人々の監視に曝されている。"正直であるからこそ、責任を取らされる”。歌詞やアートワークについてポールはこう語る。報いに対する感情は、本作とは切り離せない重要なテーマのひとつなのである。

ポールは今までの人生において様々なキャラクターを体験し、それらの影がアルバムから顔を覗かせる。それは「Now You See Me at Work, Dear」の好奇心旺盛なナレーターであり、「Flight of Fancy」で恋人との関係を悔やみながら振り返る人物であり、「The Rover」の中心にある、民衆を煽りたて、トラブルを引き寄せるキャラクターだったりするが、それらは全てポールの過去~現在~未来における魅力的な軌跡であり、作品を通じて紡がれていくのである。

『Marauder(略奪者・襲撃者)』は俺の一部だ。友情関係をめちゃくちゃにして、クレイジーなことをやってしまう奴。俺は奴にたくさんのことを教わったが、奴のペルソナは曲で生きていてもらうのがベストだ。このアルバムはある意味、奴に名前を与え、寝かしつけたようなものなんだよ。
- Paul Banks

インターポール待望の最新アルバム『Marauder』は、8月24日 (金) に世界同時リリース!国内盤CDにはボーナストラックが追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。