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バイバ・スクリデ新録音は、コルンゴルト、ミクロシュ・ロージャ、バーンスタインのヴァイオリン協奏曲集!(2枚組)

スクリデ

「アメリカ、あなたは素晴らしい」
19世紀、晩年のゲーテがユートピアを見出したのが新天地アメリカでした。それから1世紀を経て、ヨーロッパの作曲家たちが戦争を逃れ、次々とアメリカに渡り、ハリウッドの映画音楽の発展に寄与します。
中でも最も成功したのがコルンゴルトでしょう。彼のヴァイオリン協奏曲は後期ロマン派の作風と、自身の映画音楽のモティーフが融合、初演時こそ「時代遅れ」と揶揄されたものの、名手ハイフェッツが愛奏、現代では多くの人に愛される名作となっています。

コルンゴルトに続き映画音楽の分野で大成功を収めたハンガリーの作曲家ロージャ。彼のヴァイオリン協奏曲もハイフェッツから委嘱された作品ですが、伝統を懐かしむコルンゴルトとは違い、クラシックの限界に挑むかのような前衛的な手法が取られており、ハンガリーの民族音楽要素もふんだんに盛り込まれた色彩的な曲となっています。

この2曲に対比するように置かれているのが、バーンスタインの「セレナード」。ヴァイオリン協奏曲の形式にとどまることのない、特異な楽器編成による、まさに現代アメリカを象徴するかのようなユニークな曲。これらの作品の作曲年代にはたった15年ほどの違いがあるだけというのも驚くばかり。

スクリデとロウヴァリはそれぞれの曲の味わいを的確に表現しています。アンコールとしておかれた「シンフォニック・ダンス」は、もはや知らない人がいないほどの不朽の名作です。
(ナクソス・ジャパン)

『アメリカの協奏曲集』

【曲目】
【CD1】
バーンスタイン(1918-1990):セレナード(プラトンの《饗宴》による)(1954)
ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のための
1.第1楽章:ファイドロス - パウサニアス
2.第2楽章:アリストファネス
3.第3楽章:エリュキシマコス
4.第4楽章:アガトン
5.第5楽章:ソクラテス - アルキビアデス

コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(1946)
6.第1楽章:Moderato Nobile
7.第2楽章:Romance.Andante
8.第3楽章:Finale:Allegro assai vivace

【CD2】
ミクロシュ・ロージャ(1907-1995):ヴァイオリン協奏曲 Op.24(1953)
1.第1楽章:Allegro non troppo ma passionato
2.第2楽章:Lento cantabile
3.第3楽章:Allegro vivace-Meno mosso-Piu mosso

4-11.バーンスタイン:歌劇《ウェストサイド・ストーリー》:シンフォニック・ダンス(1960)

【演奏】
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
サントゥ・マティアス・ロウヴァリ(指揮)
エーテボリ交響楽団…CD1
タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団…CD2

【録音】
2017年8月21日-23日 エーテボリ・コンサート・ホール
2018年5月17-19日 タンペレ・ホール

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年08月24日 00:00