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クリスティアン&ターニャ・テツラフ、フォークトによるドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番&第4番“ドゥムキー”

ドヴォルザーク

テツラフ兄妹とピアニスト、ラルス・フォークト。これまでにも数々の共演があり、ONDINEレーベルからはブラームスのピアノ三重奏曲と、ベートーヴェンの三重協奏曲がリリースされて、どちらもその親密な演奏が評判を呼んでいます。

今回彼らが取り組んだのはドヴォルザークの2曲のピアノ三重奏曲。1883年に作曲された第3番は、前年に大切な母を失ったドヴォルザークの悲しみが反映された激しく暗い雰囲気を持つ曲ですが、敬愛するブラームスの影響も感じられる重厚さも見られます。とりわけ第3楽章の美しいチェロの旋律は聴きどころ。第4楽章はチェコの民族舞曲のリズムが用いられれています。
第4番は「ドゥムキー(ウクライナを起源とする叙事詩ドゥムカの複数形)」を副題に持ち、ドヴォルザークがニューヨークに出発する直前に書かれた曲。6楽章からなる自由な形式で書かれており、様々な民族音楽の要素が用いられた魅力的な作品です。

憂愁に満ちた旋律を滔々と歌い上げる兄テツラフのヴァイオリン、深い音色で全体を支える妹ターニャのチェロ、そして全体を流麗かつ丁寧にまとめ上げるフォークトのピアノは、ドヴォルザーク作品の持つ味わいを極限まで引き出しています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ドヴォルザーク:
ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65 B130

1.第1楽章:Allegro ma non troppo
2.第2楽章:Allegretto grazioso – Meno mosso
3.第3楽章:Poco adagio
4.第4楽章:Finale. Allegro con brio
ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 Op.90「ドゥムキー」B166
5.第1楽章:Lento maestoso – Allegro quasi doppio movimento ホ短調
6.第2楽章:Poco adagio – Vivace non troppo 嬰ハ短調
7.第3楽章:Andante – Vivace non troppo イ長調
8.第4楽章:Andante moderato – Allegretto scherzando ニ短調
9.第5楽章:Allegro – Meno mosso 変ホ長調
10.第6楽章:Lento maestoso – Vivace ハ短調
【演奏】
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
ターニャ・テツラフ(チェロ)
ラルス・フォークト(ピアノ)
【録音】
2018年4月、ブレーメン ゼンデザール

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年09月26日 00:00