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メニューイン『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集』モーツァルト生誕200年記念ライヴ!

メニューインのモーツァルト・ライヴ

1956年はモーツァルトの生誕200年にあたり、各レコード会社は計画的にモーツァルト録音を行いました。有名なのはベーム、パウムガルトナー、グリュミオー、ハスキルらを起用した蘭フィリップスの『モーツァルト・ジュビリー・エディション』、仏パテがフランスの演奏家を起用した『パリのモーツァルト』、仏ディスコフィルがリリー・クラウスを起用した『モーツァルト/ピアノ・ソナタ全集』などが挙げられます。こうした計画は放送局も同様だったらしく、今回、英BBCの放送録音より、当時の人気ヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインによる『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集』が初CD化されます。録音は1956年1月に集中しており、モーツァルトの1月27日の誕生日を狙っていたことが分かります。この音源はBBC放送にはすでに無く、リチャード・イッター氏による良質なエアチェック音源よりCD化されますが、残念なことに第5番「トルコ風」と第6番(偽作)の音源が失われており第1番、第2番、第3番、第4番、第7番の5曲でのリリースとなります。メニューインのスタジオ・ライヴでの乗った演奏が期待されます。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた、貴重なコレクションからCD化するシリーズ第5弾。

モーツァルトの協奏曲を得意とし、偽作を含む全7曲をレパートリーとしていたメニューインが、1956年1月BBCに於いてスタジオ・ライヴ形式で行った全曲連続演奏会の記録が、BBCの正式なライセンスを受けて初登場。残念ながら第5番「トルコ風」と第6番(偽作)は紛失してしまいましたが、ポール・ベイリーによる丁寧なリマスターも相まって、39歳のメニューインの至芸を驚くほど瑞々しい音質で堪能することが出来ます。
(ナクソス・ジャパン)

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、第3番、第4番、第7番        

【DISC 1】
1-3.ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207
カデンツァ:ユーディ・メニューイン
サー・マルコム・サージェント (指揮)
BBC交響楽団
録音:1956年1月11日

4-6.ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.211
カデンツァ:ユーディ・メニューイン
アルフレッド・ウォーレンスタイン (指揮)
BBC交響楽団
録音:1956年1月14日

7-9.ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216
カデンツァ:サム・フランコ
ハリー・ブレック (指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
録音:1956年1月19日

【DISC 2】
1-3.ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
カデンツァ:ユーディ・メニューイン
録音:1956年1月21日

4-6.ヴァイオリン協奏曲 第7番 ニ長調 K.271a (偽作の疑い)
カデンツァ:ジョルジュ・エネスコ
録音:1956年1月19日
ハリー・ブレック (指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

ユーディ・メニューイン (ヴァイオリン)

録音場所:BBCマイダ・ヴェール・スタジオ (モノラル)
リマスタリング:ポール・ベイリー
全て初発売音源

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月09日 00:00