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Carlos Aguirre(カルロス・アギーレ)2006年のアルバム『Caminos』が待望の国内盤CDで登場

Carlos Aguirre(カルロス・アギーレ)2006年のアルバム『Caminos』

カルロス・アギーレ・グルーポ名義での3枚の名作『クレーマ』(00年)、『ロホ』(04年)、『ヴィオレータ』(08年)、ソロ名義の『オリジャニア』(12年)、そしてカルロス・アギーレ・トリオ名義の『カルマ』(17年)と、寡作ながらアルバムごとに新たな音楽的境地を切り拓いていくカルロス・アギーレ。彼のアルバムで唯一日本盤でリリースされていなかった2006年発表のピアノ・ソロ作品『カミーノス』が国内盤化。本国アルゼンチン盤も長らく入手困難だったため、まさに待望のリリースです。

2010年の初来日ツアーで必ず1曲目に演奏していた(=つまり、カルロスが日本で最初に演奏した)曲として多くの人々の記憶に残る「Pampa」で幕を開け、静寂に包まれた「Um pueblo de paso」(アルバム『ロホ』収録曲をピアノ・ソロで再演)では素朴なメロディーが郷愁を誘い、「Romanza」は生命力に溢れたタッチとロマンティックなフレージングが胸を打ちます。モダンなハーモニーとフォルクローレのリズムの融合をピアノのみで表現したような佳曲が並ぶ中盤を経て、「Um pueblo de paso」に通じる素朴で感動的な小品「Mai」、アルゼンチンのサンバ(Zamba)の名曲をアギーレ流に解釈した「Zamba para no morir」、そして来日公演での圧倒的な演奏が大きな喝采を浴びた「Milonga gris」は、タチアナ・パーハ&アンドレス・ベエウサエルトによるカヴァーでも知られます。アルバムの最後は、雄大なパラナー河の水面に映る夕焼けの揺らめきのような、心安らぐララバイ「Canción de cuna costera」が、まるで映画のエンドロールのように感動の余韻を残します。

序文:カルロス・アギーレ / 解説:吉本宏

 

【収録曲】
01. Pampa (Carlos Aguirre)
02. Un pueblo de paso (Carlos Aguirre)
03. Romanza (Carlos Aguirre)
04. Rafaga (Carlos Aguirre)
05. Vuls a Lais (Carlos Aguirre)
06. El barrio, el candombe (Carlos Aguirre)
07. Gallo (Carlos Aguirre)
08. Pal Turco Deb (Remo Pignoni)
09. Mai (Luis Barbiero)
10. Llovizna (Gari Di Pierto)
11. Zamba para no morir (H.Lima Quintana – Ambros y Rosales)
12. Milonga gris (Carlos Aguirre)
13. Cancion de cuna costera (Linares Cardoso)

 

『赤盤』『紫盤』が再入荷

カルロス・アギーレ・グルーポのナチュラルな歌心とアコースティックかつ緻密なアンサンブルが印象的なセカンド・アルバム『ロホ(赤盤)』と、グループとしての音楽表現と、現代ネオ・フォルクローレとしての高みを極めたサード・アルバム『ヴィオレータ(紫盤)』が再入荷。

どちらもオリジナル盤アートワークを細部まで完全に再現!

タグ : 【World】復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2018年12月17日 12:29