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日経日曜版「名作コンシェルジュ」に紹介!ヨッフムのブルックナー:交響曲第5番

ヨッフムのブルックナー交響曲第5番

2019年1月13日(日) 日本経済新聞日曜版「名作コンシェルジュ」に紹介!

20世紀のドイツの巨匠、オイゲン・ヨッフム(1902~87)は、雄大な構成と宗教的な雰囲気をもったブルックナーの交響曲演奏を得意とし、全9曲の録音を生涯に2度行いました。この2度の全集とは別の機会に、個別の作品も録音しましたが、1964年、ドイツ・オットーボイレンのベネディクト修道院でライヴ録音された交響曲第5番は格別の名演として知られています。タワーレコードでは原録音の権利をもつユニバーサルミュージックと協力し独自企画盤として2018年11月にこの録音をSACD化しましたが、今回、日本経済新聞日曜版の名物コラム「名作コンシェルジュ」に取り上げられました。音楽評論家の鈴木淳史氏は以下のようにヨッフムの演奏を評しています。

無骨さを損なうことなく、柔軟にテンポを変化させ、ブルックナーの音楽では重要な「間」の取り方も自然。情感の表出と構成力がともに優れており、力強く、そしておおらか。バランスのいい「書」を見ているような気分になる。交響曲第5番は渋好みというべきか、無骨さ、無愛想さがとりわけ顕著だ。その分、終楽章コーダがもたらす高揚感の途方もなさ。そのクライマックスへの道筋の作り方がヨッフムは上手いのだ。とくに、終楽章の再現部からコーダにかけてのダイナミックな運動に心躍らぬ人はいないはず。
(日本経済新聞 2019年1月13日 日曜版より)

このSACDはCDとのハイブリッド盤ですので、通常のCDプレーヤーでも再生ができます。SACDプレーヤーでSACD層を再生した場合には、同修道院でのオルガン演奏を併せてお楽しみいただくことができます(オルガン独奏:アダルベルト・マイヤー)。
(タワーレコード)

オイゲン・ヨッフム
オイゲン・ヨッフム(1902~87)

【曲目】
1. アントン・ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調
以下、バジリカのオルガン音楽〔SA-CD層のみ収録〕
※海外初出LPに収録されておりました、鐘の音と修道院長の説教は収録されておりません
2. ニコラウス・ブルーンス:前奏曲とフーガ 第3番 ホ短調
3. ルイ=クロード・ダカン:ノエル 第10番 《グラン・ジュとデュオ》
4. ヨハン・セバスティアン・バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV541

【演奏】
アダルベルト・マイアー(オルガン)(2-4)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1)
オイゲン・ヨッフム(1)(指揮)

【録音】
1964年5月30、31日(1) オットーボイレン、ベネディクト修道院(ライヴ)