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甘美な節回しと艶やかな音色美!名手プシホダの十八番モーツァルト&ドヴォルザーク

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年02月08日 00:00

プシホダのモーツァルト&ドヴォルザーク

ヴァーシャ・プシホダ(プルジホダとも、1900~1960)は戦前、妖艶甘美な演奏ぶりと美しい容姿で一世を風靡したスター・ヴァイオリニストでした。SPレコードは彼が20代だったラッパ吹込み時代からあり、電気録音時代もパガニーニやサラサーテの技巧曲の録音が人気を博しました。チェコ出身でボヘミア派のヴァイオリン奏法を受け継いだだけに、むしろこうした技巧曲は余技にあたり、彼が最も得意としたのはスメタナ、ドヴォルザークのヴァイオリン作品でした。また音色の美しさと滑らかな技巧が生きるモーツァルトもたいへん得意としていました。来日することなく亡くなったことと、彼が得意としたモーツァルトやドヴォルザークの録音が日本で未発売に終わったことで、近年まで日本でのプシホダの評価は極めて低いものでした(日本語版のWikipediaにある通りです)。プシホダの真価が明らかになったのは、CD時代にドイツのPodiumレーベルが続々と彼の戦後の放送録音をリリースするようになってからです。ドイツの放送局の鮮明な録音により、プシホダの音色が艶やかに生々しく鳴り響き、彼独特の魅惑的な節回しが加わり、モーツァルトやドヴォルザークに真摯に取り組む姿が明らかになったのです。2014年にオクタヴィア・レコードがアコースティック方式の蓄音機から音録りしたSACDも、同様にプシホダのヴァイオリンの魅力を満喫できるサウンドをもっていました。

このCDに収録された3曲は、何れもプシホダの極め付けと言えるものです。先に挙げた独Podiumが音源をライセンスしてCD化したことがあり、多くのヴァイオリン愛好家を喜ばせましたが、入手困難な状態が続いていました。今回は放送局のSWRが自ら最新リマスタリングしたもので、更に彼の音色美が強く迫るものとなっていることでしょう。モノラルながら音質は鮮明で、初めてプシホダのヴァイオリンに接する方にも自信をもっておすすめいたします。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)


【参考音源】独Podiumがリリースしたドヴォルザーク:ソナチネの音源
※ Podium社主のYouTubeページより (当CDと同一音源)

弦の国チェコを代表するヴァイオリニストの一人、ヴァーシャ・プシホダのライヴ録音。得意としたドヴォルザークとモーツァルトを収録しており、独特の濃密な表現を堪能することが出来ます。SWRが保有するマスターテープからのリマスターで、より艶やかになったヴァイオリンの音色が大きな魅力。
(ナクソスジャパン)

プシホダ・プレイズ・モーツァルト&ドヴォルザーク
1951-1956年録音

1-4.ドヴォルザーク(1841-1904):ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ ト長調 Op.100
5-7.モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
8-10.ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53

ヴァーシャ・プシホダ(ヴァイオリン)
マリア・ベルクマン(ピアノ)…1-4
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)…5-10
シュトゥットガルト放送交響楽団

録音:
1-4…1951年3月16日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン・バーデン
5-7…1953年3月12日、ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト
8-10.1956年3月9日、ヴァルトハイム、シュトゥットガルト デガーロッホ

モノラル録音