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Naxos~2019年5月発売新譜情報(17タイトル)


[naxosvideos 公式チャンネルより]

幅広いレパートリーと実力派アーティストの録音を楽しめる事で人気のレーベルNaxosレーベルの新譜情報です。

今回はダレル・アン&マルメ響によるヴァンサン・ダンディの劇音楽“メデー”&“カラデック組曲”、英国の作曲家ハヴァーガル・ブライアンの“交響曲第7番&第16番”、ファリャのオペラ“恋は魔術師”(1915年、オリジナル・ヴァージョン)、2020年生誕250年を迎えるベートーヴェンの知られざる変奏曲を収録した『ピアノのための変奏曲集』、ドヴォルザークのオラトリオ“聖ルドミラ”、アコーディオンとピアノのデュオによるピアソラ、イギリスのチェロとピアノのための小品集、現代トルコの無伴奏ヴァイオリン作品集など、世界初録音も含むCD17タイトルがリリースされます。

ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):劇音楽「メデー」、カラデック組曲 他
ダレル・アン(指揮)、マルメ交響楽団

幼い頃からピアノを学び、パリ音楽院ではフランクに師事し作曲家となったヴァンサン・ダンディ。師であるフランクと、当時フランスでも流行していたワーグナーからの影響が感じられる管弦楽作品を多く書いただけでなく、総合的な音楽学校「スコラ・カントルム」を創設。数多くの弟子を育てあげ、フランス音楽を牽引しました。このアルバムにはギリシャ神話から題材を得た劇音楽「メデー」、民族音楽の要素を取り入れた「カラデック組曲」、花の妖精を主人公にした「サルビアの花」の3曲を収録。どれも壮大な物語を繊細な音で描いた作品です。なかでも「サルビアの花」はワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》にも似た悲恋が描かれており、半音階的進行を多用した濃厚な音楽が特徴です。これらをブザンソン国際指揮者コンクールで優勝したダレル・アンの見事な演奏でお楽しみください。
(ナクソス・ジャパン)

ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972):交響曲 第7番&第16番 他
アレクサンダー・ウォーカー(指揮)、新ロシア国立交響楽団

近代音楽史の中で異彩を放つ英国の作曲家ハヴァーガル・ブライアン。数多くのユニークな作品を残しながらも、その存在は無視されつづけ、ようやく晩年になっていくつかの作品が演奏されるようになりました。なかでも交響曲第1番「ゴシック」は前例のないほどの長大かつ大編成の作品であり、この作品の特異さで彼の名前が評価されるようになったとも言えるでしょう。交響曲は全部で32曲ありますが、このアルバムに収録された2曲は、常識的な長さの作品で、とりわけ古代ギリシャとペルシャの戦いを描いた第16番は単一楽章のみのコンパクトな曲です。古典的な形式で書かれた第7番は、ゲーテの自伝にインスパイアされた作品で、壮麗なファンファーレで幕を開け、ゆったりとした終楽章で幕を閉じます。「鋳掛け屋の婚礼」はJ.M.シングの戯曲を元にした作品。19世紀のイタリア喜劇序曲を思わせる楽しい曲です。
(ナクソス・ジャパン)

マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):恋は魔術師(1915年、オリジナル・ヴァージョン)、ペドロ親方の人形芝居
アンヘル・ジル=オルドネス(指揮)、パースペクティヴ・アンサンブル

「火祭りの踊り」で知られるファリャの代表作《恋は魔術師》。マルティネス・シエーラの台本に基づく情熱的な音楽ですが、初演時の評価はあまり芳しくありませんでした。そのため、ファリャは曲順を変更し、オーケストラの編成を大きくするなどの大規模な改訂を行い、まずは演奏会用組曲を作り、こちらは大成功を収めました。その後バレエ用に全体を改訂、1925年に上演されています。このアルバムには、室内オーケストラで演奏する初稿版が収録されており、迫力ある歌に小回りの利く伴奏がマッチした小気味の良い演奏が楽しめます。「ペドロ親方の人形芝居」は、セルバンテスの“ドン・キホーテ”のエピソードを元にした小さな歌芝居。ドン・キホーテの無茶ぶりがユーモアたっぷりに描かれています。
(ナクソス・ジャパン)

ドヴォルザーク(1841-1904):オラトリオ「聖ルドミラ」
レオシュ・スワロフスキー(指揮)、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団

1884年3月、初めてイギリスを訪れたドヴォルザークは自身の「スターバト・マーテル」を指揮し大好評を博しました。彼はその年の秋にも再び渡英し、やはり「スターバト・マーテル」を演奏、以降、ドヴォルザークとイギリスの関係は強固なものとなり、1886年にはリーズ音楽祭のための合唱作品の委嘱を受けるまでとなります。このためにドヴォルザークが選んだ題材は9世紀後半に実在した聖女「ボヘミアのリュドミラ」。チェコの統一を成し遂げた王ボジヴォイ1世の妃であった彼女は、国家としてギリシャ正教を受け容れ国民を帰依させることに貢献したというチェコのカトリックの庇護者。ドヴォルザークは彼女のエピソードを詩人ヤロスラフ・ヴルフリツキーの台本を用いて、壮大なオラトリオに仕上げ、ロンドンで演奏し大喝采を浴びました。ドヴォルザークの創作の頂点をなす豊かな旋律美に溢れた大作です。
(ナクソス・ジャパン)

ベートーヴェン(1770-1827):ピアノのための変奏曲集
ラリー・ウェン(ピアノ)

2020年は偉大な作曲家ベートーヴェンの生誕250年記念の年にあたります。彼の作品はどれもこれも日常的に聴かれていそうなのですが、実はそうではありません。このアルバムに収録されている数々の「ピアノのための変奏曲」も、ほとんど演奏されることのない作品と言えるでしょう。いくつかの曲は、彼が活躍していた当時流行していた歌劇からのメロディを主題に用いたもの。パイジェッロ、ヴィンター、グレトリなどの軽快な旋律がベートーヴェンの手にかかると驚くばかりの大作に仕上がります。とりわけ、マインツの宮廷楽長を務めたリギーニの「恋人よ来たれ」による変奏曲は、24の変奏で構成された力作。1790年、ベートーヴェンの幼馴染ヴェーゲラーのすすめによって作曲された作品で、晩年の作品のような深遠さはありませんが、様々な工夫が凝らされ、聴き手を飽きさせることがありません。また、2楽章のみがスケッチのまま残されたソナタ、愛らしい2曲のワルツも短いながら魅力的な作品です。ベートーヴェンの知られざる一面を知るための1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

ピアソラ:アコーディオンとピアノのための編曲集
ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)、メッテ・ラスムッセン(ピアノ)

ピアソラのタンゴをアコーディオンとピアノの組み合わせで演奏するという斬新な試み。なかでももともとピアノ独奏のために書かれた「ブエノスアイレスの四季」はアコーディオンが加わることで最高にエキサイティングな音が楽しめます。二重協奏曲「リエージュに捧ぐ」はもともと映画音楽から生まれた作品で、様々な楽器の組み合わせのために編曲されていますが、ここではコンパクトな響きの中に、ピアソラの遊び心と即興性が凝縮されています。ゲルギエフやラニクルズとも共演したアコーディオンの世界的名手、ドラウグスヴォルとピアニスト、ラスムッセンの息のあった演奏でお聴きください。
(ナクソス・ジャパン)

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年04月19日 00:00